突然の電話

hitto2014-09-17

うろこ雲というより子羊の群れのような今朝の雲。
今日一日は晴れの予報。



遠い国、スコットランドでは、18日に英国からの独立を問う住民投票が行われる。
300年を超える連合王国

どちらが過半数を占めるのか、世論調査も半々では誰も予想はできない。

過半数を超えたところで、約半数近くが反対していたのではどっちに転んでも国内情勢が荒れ先行き不安ではないのかと思うけれど、そこは民主主義の国、私の杞憂に過ぎないのかもしれない。


それでもせめて3分の2、いや8割くらいで決着がつくなら少数派も納得して従うのではないのでしょうか・・なんて遠い国のことを思う。

穏かな空を眺めながら平和ボケしそうな人間の、要らぬお節介節。



先日お爺ちゃんの姪御さん姪といっても80歳。

5人兄弟のお爺ちゃんには、既に弟妹兄の順番に内3人が亡くなってしまいましたが、一番上のお姉さんが今も健在なのです。


その姪御さん、即ち夫の従妹にあたるのですが、突然電話が入りまして、普段から我が家は留守電に設定しているので
「・・連絡してください」とのメッセージが敬老の日の夜に入っていました。



直感で、もしや伯母に何か?
不覚にも不幸の知らせとしか思いが至らなかった夫は
「明日は(会社を)休めない、どうしようか・・」

などと私を見ながら呟き、不義理をする言いわけを考えつつも、もう夜の10時を過ぎていたので、何より高齢の姪御さんには直ぐに電話を入れた方が良いと思い、すぐに受話器をとりました。

すると、相手は話中・・アチコチに連絡を入れている最中かも?
と、ますます頭をかかえ、10分くらい経ったところで、再度かけてみました。



すると「お爺ちゃんは元気か?」
と尋ねられ、夫は先日の敬老会で地区の男性最高齢で表彰状を頂いたことを報告していて、何やら暗いやり取りではなさそうな気配。



今度はこちらが尋ねる番になって、伯母は今年満100歳で表彰されたらしく


「そうでしたか100歳ですか・・それは凄い・・」

と、なんと嬉しい報告だったのです。


夫の気持に余裕ができ、その後はワッハッハッと、明るい口調で話が弾んでいました。



いやはや、とんだ思い違いでした。


伯母は軽い認知症を患い、家族の老々介護にも限界がきていて、長いこと施設に入所しているのですが、至って健康なのだそうです。




翌朝、お爺ちゃんにそのことを伝えると

「もう、(姉が)そんな歳になっていたか・・自分も100歳までいけるなあ・・」

と、妙に納得していて大変喜んでいました。


お爺ちゃんが100歳だと・・私は何歳?

などと傍で考えている自分。

お爺ちゃんの亡くなった後の第2の人生は、いや第3の人生、と新たなステージを思い描く自分がいて、ただ笑うしかない。

はてさて?そこまで自分が生きている保障もないのだけれど、お爺ちゃんが100歳になっても私は後期高齢者の歳まで10年近くも間があるし、老人パワーをお手本に健康維持に努めなくては。


負けてはいられません・・一番に負けそうなのは怠け者の自分にですね。

気合いを入れましょう。