メリー・クリスマス!!

hitto2014-12-24

我が家のハッピー・クリスマスは昨日で終りました。
が、ケーキは半分残っているから、今日のイブと明日のクリスマスにでも味わうことにして
メリー・クリスマス!


→昨日の夕焼け



今日のお爺ちゃん。
頗る正常。
やはり薬の副作用だったのかと思います。


先週の検診日(12月18日)までは、本当に認知症の始まりだと思っていました。
それが翌日19日のデイから帰って来て、スッキリしたように元通りの感覚に戻っていると感じました、といっても排尿の方はコントロールが難しくなっている。

ここが正常・異常の判断になっていたりします。



呆けたと思う時は下着まで濡らしていても、私にされるがままに着替えをさせている。

頭が冴えている時は、ハッキリと自覚していて自己嫌悪におちる。

どっちが良いとも言えないところかな。
人間忘れた方が生き易いと思うこともある。



尿意の感覚が鈍っているのは対策があるけれど、お爺ちゃんの心の問題を覗いて解決するとかできない。
どんなに辛かろうと思う。

それでも、ここのところ日常会話からも伺えるように、悪い夢からやっと覚めたって感じで、良かったと私は思います。


以前発した言葉は何だったのだろうと今も思う。
酔った勢いみたいに本音の部分だったような気もするし、願いや望みがそのまま現実と思いこんでいるような時もありました。



話は変わって
我が家は、今長男が戻ってきて家族構成5人で暮らしています。

長男が今のところお爺ちゃんの手助けに大きく役立っている。
頻繁に話しかけてくれたり散歩をしたり、居場所としてお爺ちゃんが長男に貢献しているとも言えるけれど、夫君が出来ない分を十分に補っています。




しかし、実家にいると甘えが出てきて私の小言も多くなる。

話は更に逸れるけれど。




夫君「そんなに言わなくていいのに・・」
私「だって、そんなことしているから言わさる」
夫君「やっぱ、普通に使うんだ」
私「普通に使っているね」



何の話かというと「言わさる」先週の夕刊に「〜さる」が、北海道の方言だというコラムがあって、「え?」な、感じで読んでいたから。



札幌の電車内で女子高生が「カバンに携帯入れていたらボタンが押ささっちゃった」と、騒いでいる。
「押ささる」「食べらさる」「書かさらない」「開かさらない」「見らさんない」などなど・・。自分の意志とは別にそうなってしまった時に使われる。



他にもある「言わさる」とかね、へえ〜方言だったんだ、と今更ですが全然気付かなかった。


家族は、私が自然に会話の中で使っているから普通に意味が分かるようですが、もしかすると他の関西人には通じない?
私には、嘘みたいな話です。


「押ささっちゃった」「押ささる」は「押されてしまった」「押された」と使うのが標準語なのでしょうが、「〜さる」は、如何にも自分のせいじゃないと強調している感じがします。

札幌だったら「〜さる」の後に「しょ」が付いて、「押ささらないしょ」「食べらさるしょ」「書かさらないしょ」となるはず。

「〜でしょう」の「で」抜きの言葉使いは、如何にも北海道弁だから、ニュースのインタビューなどに答えている「どさんこ」の言葉に故郷の温もりを感じてしまいます。

故郷は遠くにありて思うもの・・・じーん




今年読んだ、主な本。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」ジュリア・キャメロン
「穴」小山田浩子
「蛍・納屋を焼く・その他の短編」村上春樹
「パプリカ」筒井康隆
「くじけないで」柴田トヨ
「密会」安部公房
「遠くの声を捜して」山田太一
「最後の伝令」筒井康隆
「カンガルー・ノート」安部公房
パン屋再襲撃村上春樹


他にもあった気がするけど記憶が・・読書後に棚に積んでいたものを今順に書き留めておこう。