ピレアの女性

朝から久しぶりに晴天。
今日は3℃〜11℃、春はもうそこまで。


顔見知り程度の仲でしたが、会うと笑顔で話の弾むそんな方が亡くなりました。
本当に悲しいことです。


嘗て毎日のように顔を見ていた人だって子供たちが大きくなり年月が経てば訪ねてまで話に行くという理由はなくなって、生涯会わず仕舞いということもあり、それもちょっと悲しいけれど。


家の前で立ち話ができる人というのは限られた人なのかも、自分がそんなに外へ出ないからか。
これまでは、お爺ちゃんの楽しみだったから、ああ大きな声でおしゃべりしている、今日も元気だ!と思っていました。


私はどちらかというと御近所というより商店街やスーパーへ買い物に出かけたときなど偶然に会って立ち話ということが多かったと思います。
今もその延長線、朝のほんの少しのタイミング。


その数少ない友人のYさんが亡くなってしまいました、合掌。


凡そ10年前に乳がんを発症したことは聞いていましたが、登山と言えるくらいの坂をウォーキングに出掛けていると知っていましたし、私はそんな元気な姿を見掛け病気のことは殆ど忘れていました。
元気な時は極力外へ出掛けるようにしていたのでしょう。
家の前で会うと必ず近況を知らせてくれましたが、この冬はとんと見掛けませんでした。



彼女に貰ったピレアの鉢は増やし過ぎて、今は10鉢以上も抱えています。
逆に彼女の家にピレアがなくなってしまい、こちらから分けてあげたことを思い出します。


私が腰痛で苦しんでいるときにコルセットを持ってきてくれたのも彼女でした。
的確なアドバイスをしてくれました。

彼女の家のお隣さんは、私のママ友Tさんが住んでいて、Tさんは週に一度くらいのペースで我が家の狭い花壇の手入れなどしてくれ彼女からYさんの話を度々聞かされてもいました。
確かご主人もガンに侵されていると聞いています。
ご主人もお隣のTさんも悲しみは深く、どんなにか落ち込んでいることでしょう。
亡くなったYさんは70歳だったというのですが、同年代と思うくらいに若く、笑顔が本当に素敵で優しい方でした。Yさんの明るい振る舞いだけが思い出されます。
安らかに、、、