三月、弥生

カレンダーも3枚目、あっという間です。
2月は駆け足で過ぎてしまいました、逃げる2月とはよく言ったもの。
今年の2月は寒かった、寒がりの私は今日の朝も寒い寒いとストーブの前で震えていましたが、外へ出ると彼方此方の梅が満開だし日差しが部屋の奥まで入るとやはり春なんだと感じます。


札幌・帯広の冬季アジア大会の様子を見ていたら根雪の上にまた雪、選手の髪の上にも雪が降り笑顔でインタビューに応えていました。
あの大地の大量の雪が解けるのは三月下旬頃だろうか。
冬季アジア大会は上々の成績で、来年に控えている平昌オリンピックへ向けてこの調子を維持してほしいものです。


私の誕生日を挟んで長女親子がやって来て、今年は孫ちゃんの初節句があるので、明日また来るという。ベビーカーを押して電車を乗り換えさぞ大変なことだと思う、着替えも冬物なので旅行か?というくらいに持ってきます。パジャマは我が家に置いているけど、それでも多い。
先週はその着替えをごっそり忘れていきましたが、娘はその大移動の負担さえ苦にならないほど、つかの間の休息を求めて来るのだろうと思います。
なんと羨ましいことです、自分のときには年に一度あるかないかで、実家が近いというのは良いものです。
夫側の実家ではこうはいかない。



そんなわけで、重い腰を上げてお雛様を飾りました。
今日の新聞の読者の投稿に、56歳の娘さんのために毎年ひな人形を出していたというお母さまの話があって、そのお母様は昨年亡くなったらしく、今年は56歳の投稿者である娘さんが飾ったそうで、人形の微笑みが優しかった母親の笑顔に重なり温かく見守られている気がすると、、、


娘を思う気持ちは千差万別、ラインに「出したよ」の私のメールの文字には優しい微笑みはおろか、苦労して出したんだという苦笑いが透けて見えてしまった。

飾ると華やかな気分になるのだけれど、元々ものぐさな性分だから困ったものです。