正倉院展へ,リハビリを兼ねて

今日の気温12℃〜19℃。
秋が深まり朝晩の気温差があるこの時期は、体調を崩したりする人が多いらしい。



そう言われてみると、亡きお爺ちゃんも75歳で心筋梗塞になり病院へ運ばれたのもこの季節でした。
その後お爺ちゃんは20年近く生きられたのだからあの病があって奇跡を起こしたのかもしれない。



しかし気温差で体調を崩すなんて、如何にも歳かと思うけれど、現に脳梗塞は別にして先週から家族そろって風邪をひいてしまった。

特に60歳過ぎは要注意。

孫の顔を見て喜んでばかりいるとしっかり風邪をもらって重症化するわけで、ここ数年の風邪の症状は重い。


夫君にしてもそのまま生活が変わらなければ、何れ病に罹るべくして罹るのだと思える今日この頃。

然るに改まったこの生活に感謝、病を恨むどころか、おそらくこの病によって何年何十年もの先の月日を頂いたのだろうと思います。

漸く笑える暮らしにしみじみ感謝しています。


まだ発症からひと月と経っていないけれど、夫君にほとんど後遺症がない。
麻痺と言う麻痺も無く、ろれつが回らなかった言葉使いも今では誰も気が付かないほど。
リハビリの力って凄い。


こうして家でも発音の体操を毎日して習慣になったのは良いこと、同時に新聞を音読したりして一石二鳥。
リハビリの病院へそう長く通わなくても良いかも。
といって、血液サラサラのお薬は一生飲まなくてはならないらしい。


という風邪気味と病み上がりの体調にもかかわらず先週は奈良まで「正倉院展」へお出かけして来ました。
これまでの天候があまりに良かったのとそろそろしっかり歩きたかったのです。

平日の奈良でしたが、やっぱり観光客は多かった。