「博士の愛した数式」を見て・・・☆

hitto2007-05-25

ずーっと雨、雨、雨。
久しぶりと言えば、久しぶりの雨。ダムの水位も少しは上がるだろうか?今日の雨降りで、買い物に行くのは諦め、「博士の愛した数式」録画を見ていた。勿論、仕事をしながら。
横殴りの雨音が少し気になるが・・・
ストーリーは、80分しか記憶が戻らない博士(寺尾聰)と、その家に雇われた家政婦(深津絵里)家政婦の息子の3人が、その博士を中心として色々な体験をしていく話し。長女は、本も読んだらしく、私がビデオをセットすると、いきなり横にやって来た。お陰で、コマーシャルの早送り担当になってくれたので、ラッキー。

家政婦の息子役で、後に数学の教師に成長した吉岡秀隆君(ルート先生)が、「数」について、分かり易く生徒に説明をするのだが、それがまた良かった。こんな先生がいたら、数学も楽しいだろうな。博士役の寺尾聰さんも、心底優しく、純粋で「数」をこよなく愛していることが、とても良く伝わってくる。配役が素晴らしく、 浅丘ルリ子さんの、物悲しい義姉役が、この映画を盛り立てていたと思う。深津絵里さんも自然体で良かった。
全て配役が、私好みだったので、楽しめた。
いつしか、雨の音も気にならなくなっていた。

私も時々「数」にこだわる人だと思う。何故か、数字が自分にとって縁の有るものと、縁のないものとに別れるのだ。単なる数字、されど、こだわりを以て眺めると、不思議と縁がもたらす数字に見えてくるのだが・・・ラッキーナンバーと言うのではないが、三人の子供の誕生日も、生年月日が「3・6・9」に散りばめられている。
不思議だ〜。産まれるべくして、産まれた3人という気がしている。