義父、86歳の誕生日☆☆☆

hitto2007-05-29

今日は、おじいちゃんの86回目の誕生日。
この日を無事に迎えられた事に感謝したい。去年の誕生日は、病院の中だった。病院では、心ばかりのお祝いの御膳が出たらしいが、気分的には、かなり落ち込んでいた。それから考えると、今年は素晴らしい。
本人に言わせても、何も問題が無く、健康そのものらしい。血圧、体温、一日に3度は計測して、ちゃんとノートにも書き記している、几帳面な性格だ。
安定剤が程良く効いて、お喋りも興奮して話すことがなくなった。おじいちゃんが元気でいてくれることは、本当に有り難い。
金銭的な援助も含めて、家族のあり方、人としての思いやりを、子供達も産まれた時から自然に学んできたと思う。
母親である私も、おじいちゃんには、子育ての手助けは勿論、爆発しそうな感情もワンクッションおいて、子供達と接してこれたと思う。 それも今になって思う事が多い。
回りからは、義父との同居が大変そうだと、言われるが、イヤだと思う事より、ずーっと助けられている事の方が多い。生活面では、文句の一つも言われたことがないし、家事一切を任されているので、いつも「有り難う」の言葉がある。夫からは、滅多に聞けるものじゃない。
戦争も、子供(7歳)の死も、義母の死も受け入れてきた義父は、人間として、私達より、一回りも、二回りも出来た人なのだ。と、良いことばかり、書き込んだが、細々とした事を言えば、キリがない程、夫が引き受けてくれているのだけど。
その細々した事を無かった事に出来るくらい、今は感謝している。

今晩は、おじいちゃんが大好きな、お赤飯とブリ大根でお祝いしよう。
子供達は、おじいちゃんに腕時計のプレゼントを用意している(夕飯時には、いないだろうけど)幸せだね、おじいちゃんも家族皆も。