本当に憎い病・・・癌ってやつは・・・

hitto2007-06-11

きのう、夫がウォーキングから帰って来たのは丁度12時。
近所のNKさんとHJさんと一緒になり、お喋りしながらの帰宅。(奥様族とは、私より仲良くお喋り出来る夫)満足気に話してくれたが・・・。

行きしなTNさんにも会って話しをしたらしく、TNさんの家の、お向かいに住むJNさんが癌で亡くなってから(月曜日のこと)TNさんは今週、ずーっとふさぎ込んでいたらしい。
亡くなったJNさんは、私とTNさんと同じ歳で、子供が3人。うちの子供3人とは、学年が重なってはいなかったが、道で会うと少しくらいの近況を話せる間柄。さっぱりした関係。
だけど、TNさんとは、お向かい同志、20年以上も近くに住む間柄。遠くに住む親戚より近い、親しい友。子供も3人、そのうち2人が同学年 。
子育ても互いに、励まし、助け合ってきた・・・とても仲良しだった。
こんなに身近な友と、こんなに早く別れる日が来るとは、本当に辛いことだ。

一年程前だったか、癌だという事は聞いていたが、元気に退院したとも聞いていたはず。抗ガン剤の副作用で、帽子を着用していたとも。それが痛々しいとTNさんは言っていたが・・・癌ってやつは・・・本当に憎い病。


お昼過ぎ、TNさんが、わざわざ家に来た。
辛い日々から少し抜け出し、気持ちの整理は出来ていないようだったが、JNさんの最後の様子を話していった。
JNさんは、金曜日の生協の分配を難なくこなしていたのに、その翌日から土日は、寝込んでいたらしい。癌の末期なのだから、相当な痛みがあったのだろう。
月曜日の朝方、家の中から助けを呼ぶJNさんの声に近所の人が気づき、救急車を呼んだらしい。それっきりと言うから、壮絶だ。
ギリギリまで、自分の家で頑張っていたのだろう。
心残りも沢山あっただろうと思うと胸が苦しい・・・残された子供も、お父さんもこの悲しみに耐えているしかない・・・。
お母さんは、精一杯、頑張って生きたのだ。

今朝、体調の良くない私に「先に行くなよ」と言ったお父さんの言葉を重ねて、こんな悲しみは、ずーっと後回しにしたいと思った。
イヤ、私の所へはやって来ないで。寿命だと言われても、納得出来るわけがない!
まだ泣きたくない!