聞き役に徹している今日この頃・・・

hitto2007-09-04

台風の進路が気になるが・・・今日も30度超えの夏日、深夜の雨もカラカラに乾ききって、太陽の光りが容赦なくアスファルトを照り返す・・・げんなり・・・。
秋の実感は、まるでない・・・3階は、サウナのように熱を溜めている。


昨日は、おじいちゃんも納得する診察で、すこぶる上機嫌。
やはり、信頼する担当医に勝る医師はいない。
第一に、話しを良く聞いてくれること。
第二に、症状に合った対応を親切にしてくれる。
第三に、不安を取り除き、安心させる説明をしてくれる。

長い付き合いのなかで、身体の隅から隅まで、知り尽くしてくれている医師と信じていられることは、治療以前に掛け替えのない存在となっている。
帰ってくると、反復するように、丁寧に私へ報告してくれる。 たった、30分ぐらいのことだが、ただ聞くことでも、苦痛を伴うこともある・・・やや、お疲れ。

仕事のように割り切ることが下手な私は、それでも黙って聞いているが、おじいちゃんに言い返せない分、疲れて帰ってくる夫に又も反復して話す。

聞いてくれる人がいることは、その人の人生を何倍にも豊かにしてくれる・・・幸せなことです。  
日常の些細なことでも、話し相手がいるだけで、贅沢を味わっているのかもしれない・・・たとえ、気の効いたアドバイスが出来なくとも・・・殆どは、黙って聞いてくれるだけの方が気持ちは安らぐ。

おじいちゃんの場合は、64歳の時に大切な妻である人を亡くし、家の中で話しを聞く相手としては、私以外にはいない・・・と自覚。
子供である夫に対しては、微妙な距離があって、内心では、親子の情を充分感じていながら、たいして問題ではない話しを細かに話すことは無い。
男同士の親子関係は、何処もそんなものかもしれないが。

おじいちゃんにとって、妻である、お義母さんよりも、私の方が、ずっと長い時間、話しの聞き役を努めているだろう・・・只、聞き役としては、かなり役不足・・・だけど、これも仕方のないことです、妻じゃないもの。