友達って・・・

hitto2007-09-21

仕事に追いまくられながら、こんな駄文を書き綴る自分を簡単に優先させるなんて・・・自制心のきかない弱い自分は「大丈夫、ちゃんと後で頑張るから・・・」と 、もう一人の自分に向かって言っている。

娘と交わした言葉を何度となく考えているからで、日常会話の中でも、突然深刻に考えてしまうことが以外に多いものなのです。
私同様、家で仕事をしている娘が「私って友達少ないよね〜」と聞くので、実際受け流してしまった私は、何を今更・・・なんて、軽く考えもなしに答えた言葉は、たった一言「友達なんて、量より質だよ」だけ。

夏目雅子さんのドキュメンタリードラマではないが、「友達なんていなくても平気、ママがいるなら」と言い切れる娘ではないので、家族以外の近い存在の友を強く求めているのかもしれない。

何人もいる友達でも一人一人距離感が違うもので、時と場所によっても、隣りにいる友達の顔は違う。
長い付き合いの友も、昨日知り合ったばかりの友も、自分を中心にみると、都合の良い友達を欲しているだけなのかもしれない・・・友達がいなければ、生きていけない事もないが、喜怒哀楽を共に出来る友達の存在は大きい。
長い人生、そんな一時を過ごせるだけで、気持ちが豊かになるし、頑張る友の姿は励みにもなる・・・自分を理解しなくとも、聞く耳を持ってくれるだけで、人は救われるものだ。

私の知っている娘の友達について思いを巡らす。
誘われても、誘うことをしない娘は、常に受け身の姿勢でいるのか?  積極的に自分の問題を打ち明けるタイプではないと思う。
それは、友達の立場が、あまりに自分の置かれている立場とかけ離れてしまった疎外感からではないかと(多分、自分勝手な思いこみがあるので)それが、心から楽しめない原因なのかもしれない。

聞き上手な人間の心の内は、案外満たされない思いが、どこかにあるのかもしれない。傍目に友達の数を問題にするほど単純なこととは思えないのです。
心の叫びを誰かに伝えたいのかもしれない。
それを、家族ではない他人の誰かに・・・彼氏、いないし。

本人の問題と突っぱねる態度は、子供にとって良かったのか?
私の心の中は、自分を納得させる答えが見つかるようにと願うばかりだ。
ただ相手にとっても、自分にとっても、大切な存在だと気が付けば、良いのだけど。

時間や場所を共有しなくとも、こころの繋がりは長く続くものだと私は思う。たとえ境遇がかけ離れたところにおかれていても、心を開くことで、深い友情を育てることが出来ると信じたい。
多分心を開くことが苦手なのだろうな、とまた要らぬ心配をしている・・・親バカなのでしょう。