今夜はドミニカ戦

hitto2008-05-21

朝から太陽の光がまばゆいほどにきらめき、湿気のない風は洗濯を楽しくさせる。
お爺ちゃんは溌剌としていて、軽いスニーカーをはき散歩に出掛けました。
池のまわりは可憐なスイートピーが咲き、気持ちよさそうに風にそよいでいる。
今が一番さわやかな季節。


昨日の女子バレーボール、日本はカザフスタンに3−0で勝ちました(ヤッター!)・・・が、内容としては危なかったなあ。
第2セットの33対31・・・8回もジュースが続いたので、息も付けなかった。
カザフスタンのミスに救われたような気がします。
舞台が日本でなければ、あっさり負けたかもしれない・・・なんて、勝ったので良かった、良かった。
今日はドミニカ共和国との対戦です。ここに勝てると王手が掛かり、次の韓国戦に勝利して北京への切符が手に入る・・・ワクワク


バレーボールとはまるで関係ありませんが、今日思わず口ずさんだ一曲


「落陽」 岡本おさみ作詞、吉田拓郎作曲 73年?

しぼったばかりの夕陽の赤が 水平線からもれている
苫小牧発・仙台行きフェリー
あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ

おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく


かぐや姫山田パンダさんが歌ったものも良かったのですが、吉田拓郎さんのガナる歌声にピッタリです。
作詞は岡本おさみさん・・・岡本おさみさんは、拓郎さんに何曲も詩を提供しています。中でも名曲だと思うのは、「旅の宿」でしょうか。
他に「ビートルズが教えてくれた」「祭りのあと」「おきざりにした悲しみは」「リンゴ」「制服」等々・・・「襟裳岬」もそうでした。それに泉谷しげるさんの「黒いカバン」は楽しくて大好きでした。

この「落陽」は、歌う曲というより、私にとっては聞きたい曲でした。
何度も通った歌声喫茶(今ならライブハウスって言うのでしょうか)で、お気に入りのグループが毎回この曲を歌うので目がハートになって聞いていました。それにフォークギターが又カッコ良かった〜。目の前で生演奏を聴かれるなんて、もう最高に幸せなことでした。

歌詞のなかにあるテープやサイコロ・・・今はあまり見ませんね。
この曲の70年代には、船には紙テープを送られる方と見送る方が互いに手にとって別れを惜しんでいました。
船旅はあまりしませんが、今もするのだろうか?家族で帰省した(90年代)舞鶴敦賀〜小樽のフェリーでは、もうこの習慣はなくなっていた。
函館の連絡船があった頃、苫小牧、小樽のフェリーでも見られたような・・・海を汚すので廃止になったのだろうか?
風情があって好きでした・・・それに、はっきり別れを意識するものだから気持ちの切り替えが出来るような気がします。
幼い頃に乗ったフェリーでは切れてしまった紙テープをいつまでも眺めていたか、遊んだりしたものでした。
船の出発は(岸壁から離れるのは)意外にも遅く、テープに繋がっている間は、照れくさかった〜。
これが電車だと別れのスピードが早い早い。
まして飛行機ならゲートを越えたらサイナラです。