四川大地震から一週間・・・

hitto2008-05-20


部屋には今年もデンドロリュームが咲いている。
ここに引っ越して来た時に戴いたものなので、もう10年以上、毎年楽しませてくれている。
戴いたときの華やかな盛りはなくなったものの、10輪ほどの花は健気だ。
世話下手の私と相性が良いのか、忘れがちな水やりが功を施すのかもしれない。
ここに花があるだけで平和を実感することができる。



 今朝の読売新聞、四川大地震で倒壊した中学校の前で女子中学生がひとり、しゃがみ込んで泣いている写真が載っていた。
一枚の写真でこの女子中学生の深い悲しみが胸に堪える。

あれから一週間、いったい何人の人がこんな抱えきれないほどの悲しみに涙を流しているのだろう?
大規模な災害で大事なひとを亡くした人達は、これからどうやって生きていけるのだろう?
時が悲しみを乗り越えさせてくれるのだろうか?
女子中学生の友達の多くは瓦礫の下・・・普通にあった笑顔を一瞬にして失った。
夢であったなら救われるのに・・・こんな現実を目の前にするのは残酷です・・・けれど深刻な現状を打開しなければならない・・・

道路復旧の作業中に、土石流が起き200人が生き埋めになってしまった・・・二次災害だ・・・やり切れない。
大事な人を失った悲しみは、どんなに長い月日をもっても、生きているうちは忘れることができないだろう。
日本人の多くはこの悲しみを体験しているか、知っている。
遠く離れた異国のことでも本当に心配で気持ちが沈みます。

オリンピックと同年のこの出来事を生涯忘れることはないでしょう・・・