梅雨入り

hitto2009-06-10

今日から梅雨入りらしく、明日も雨が降ったり止んだりのよう。

週末は次男の二十歳の誕生日。
慢性金欠で、ケーキや物より現金が欲しいらしい。
その日は私たち夫婦にとっても記念すべき日。
無理やり子供からは手を引くことに決めているのですが・・・もう少年Aじゃないのだから、社会的にも家族に対しても責任ある行動をとってもらいたいものです。
今もって、不満が沢山あるけれど・・・子離れしないといけないです。

今晩は、また夫に「暗いな〜」と言われるけれど、「アイシテル・・」があります。
そう言うが、夫は「ビトちゃん」が好きで見ています・・・そっちも暗いと思うけれど・・・。



前回は智也の手記が読まれて、事件の全容が見えてきたところ。
そうか、もうすぐ最終回。


被害者、加害者とも子供らしい発想が原因なので心情的には理解できます。
突発的に起こした悲しい事件だという気がしました。
母を想う気持ちは同じくらいに強い・・・被害者の子は愛情いっぱいに育ち、加害者の子は母の期待にそえない屈折した思いがありながら、母親を拒むけれど、心の底では被害者の子供と同じ。
こうなると、殺害しようととった行動ではなく、喧嘩の相手が小さくて、つき飛ばしたが単に打ちどころが悪かったと思えなくもない。
少年時代の喧嘩が、たまたま運悪く殺人事件へと発展してしまった。
事件後の加害者の親、被害者の親・・・この双方の家族の苦悩と再生がテーマだったのか・・・今ごろ気付く。


相手に怪我をさせ、子供と一緒に菓子の一折を持って詫びて済むような事件だったのかもしれないけれど、現実に命を奪われる事態には、どのような方法を示されても、その立場にならなければ分らない。


と、言いながら今日の新聞予告から。
審判決定が智也(嘉数一星)に言い渡される直前、聖子(板谷由夏)から智也にあてた手紙があることが知らされる。
前回、「自分が加害者の立場だったら・・・」と言うと「そんなことあるわけない!」と激しく怒る夫とはどこかに気持ちのズレがありました。
加害者の子供もまた母親を愛していると知り、思ったことをすぐ言葉にしてしまう「愛する息子」が、このまま加害者に嫌われてしまうのが我慢出来なかったのかもしれません。

担当の富田葉子(田中美佐子)が読み上げるとそこには清貴(佐藤詩音)が智也にした言動に対するおわびや加害者の智也への気遣いなどがつづられていた。
審判の結果智也は児童自立支援施設へ送られ更生への道を歩むことになる。
一方聖子は夫秀昭(佐野史郎)と娘美帆子(川島海荷)に智也に手紙をかいたことを打ち明ける。