巨人、大鵬、卵焼き

hitto2009-09-22

朝からはっきりとしない曇り空・・・洗濯物が多い。


面影橋から〜天満橋・・天満橋から〜日影橋・・・季節はずれの風にのり〜季節はずれの赤とんぼ〜♪・・・と、昔誰かが歌っていました。
その天満橋なのかは定かではありませんが、昨日は京阪「天満橋駅」近くの川に浮く、大きな「あひる君」を見学してきました。
市内の道路は空いていると思い、車で出掛けました・・・やはりガラガラ、自宅から30分ほどで着いてしまいました。
平日ならば1時間はかかるところでした。


大阪、中之島公園を中心とした水辺で「水都大阪2009」が10月12日まで開催されています。
ミーハー気分でカメラに撮って来ました。

今朝は時代のヒーロー、「長嶋と王 50年目の告白」を夫が釘付けで見ていました。
数日前の夜に放送されたものの再放送なので、私は2度目でした。


長嶋さんの回復はめざましく、お顔の艶も良かった。
王さんは、かなり痩せて見えましたが、元気にしっかりとインタビューに答えていました。
長嶋さんの華々しいデビューは、改めて流石と思いました、いきなりのホームラン王とか・・・凄いことです。
これが後々まで天才と言われる由縁だったのか・・・一度築き上げたヒーローのイメージを崩さないために、本当は陰で並々ならぬ練習を重ねていたとは・・・長嶋さんは練習は誰にも見せない、ファンにはいいところだけ見せたい・・・と話していました。
だから誰にも言えない苦悩を抱え、孤独の中で克服してきた人なのだ。
引退を決めるまでの3年間は、特に苦しかったのだと分かります。


対照的に王さんのデビュー当時は不調で始まり、その後の1本足打法へと続き、練習、練習の日々、タイトルの数もスーパーヒーロー。
二人の活躍、アベックホームランを満喫したファンにとっては映像も懐かしく、言い知れぬ羨望の思いが蘇ったかのようです。

小学生だった子供のころ、野球は見るのもやるのも男子のもの、と思い、私たち女子が外で遊ぶのは、ゴム飛びや、縄飛び。
夕方の野球中継は、見たいテレビの邪魔をするものと父親を恨み、我慢を強いられていました。
なのに、巨人ファンだった父親の機嫌は勝敗によるところが大きく、「巨人、大鵬、卵焼き」の時代には、多くのファンが元気づけられ、子供の自分にとっても父親が上機嫌なのは嬉しいことでした。
姉妹の3番目である私は、当時からひねくれていたらしく、長嶋、王、と騒ぐ横で「私は、高田選手が一番好き・・・次は柴田選手・・」とか言っていました。