要介護1

hitto2011-02-25

介護認定の通知が来ずに、昨日担当者会議。前日役所の方に電話で問い合わせると、介護支援から「要介護1」になっていました。
通知は週明けか今日には着くはず。
調査日の日にお爺ちゃんの体調が優れなかったからか、不調を訴えることが多かったからか、担当医の先生の報告が生きたのか、支援から要介護になる理由は曖昧で、認定する方によるところが大きい。
年齢から大目に判断したのだろうとはケアマネさんの意見。
60代なら多分支援しか貰えないと・・。

喜んで良いのか、落胆する様子もなく、お爺ちゃんは「それなら、週3回のデイサービスを受けたい」と、プランを変更。
今までの火曜、金曜のほかに連日になるけれど、木曜日にも行きたいということになりました。
月に一度のお爺ちゃんの検診日は、担当医の先生の都合で4週置きの木曜日と決まっているのだけれど、病院に行く日は単純に休むということにしたい・・とキッパリ。


理由を聞くと、ご近所に住む少し認知症のある男性が木曜日に同じデイに通っているということで、一緒に行きたいと思ったらしい。
奥さまと一緒に散歩する姿を見つけた時に、親しげに近づき声を掛けたのだけれど、反応が無く、自分のことをすっかり忘れられたというのが、とてもショックだったのだという。
お爺ちゃんにとって、せっかく慣れてきた、火曜、金曜のお友達とも離れたくはないので、もう一日利用できるようになって要介護は幸いだったようです。
金額的には5000円アップくらいのことらしい。


私にとっても週3回は歓迎、お爺ちゃんのいない間に動きやすくなる。


同年代、お爺ちゃんの場合、殆どが年下だけれど、兄弟、それに親しい友人を失い、口には出さないけれど、その喪失感は想像できないほどに大きいものだと思う。
病院へ行くと、よく先生は寿命という言葉を使うのだけれど、寿命を全うするのも楽じゃない、長生きは幾つもの死に別れを経験すること、世の中に死に別れというこれ以上の辛いことはないと思う。
その経験は各々が克服しなければならないのだから、お爺ちゃんは戦争体験もあってどれも思い出したくないほどの辛い経験をして乗り越えてきたのだと思うから。
今つながっている命のある間は、少しでも多くの友人と言葉を交わし笑顔になってほしい。