バレーにフィギュア

hitto2011-11-05

初戦のイタリア戦、日本敗退・・簡単に勝てるとは思っていなかったけれど、負けると悔しい。
1セット始めの1:1から熱くなり力が入る。どちらも最初から気合十分でした。



1セット目、江畑選手のスパイクがよく決まる。
1点先取したかと思うとすぐに、同点、逆転、いくどもそんな場面があった。
きれいなシーソーゲームの末、イタリアが20点目を入れた後の日本のミスが痛かった。
あれよという間にイタリアのセットポイント。
最後はあっけなく、1セット目を落としてしまった。
しかし荒木選手のブロック、ニューフェイスの新鍋選手の活躍、日本のスパイクの強さもイタリアに負けていなかった。
ボールにしがみつく守備の粘り強さ、あの強力なスパイクを何度も拾っていたし、一つ一つがファインプレーで、実力の上では互角だと思った。
ミスの数が多いほうが負けてしまう・・ミスを誘う冷静さがイタリアのほうが多少上だったのかな。



2セット目は面白かった。
ますます新鍋選手の調子が上がりいいところで決め目立っていた。
息もつけない長いラリーの末、日本が決めたときは大喜び。江畑選手尚も好調!
木村選手は高いブロックをよけフェイントをよく使っていた・・がイタリアは一度冒したミスを繰り返さず、拾う拾う。
アリゲッティ選手、ロビアンコ選手と日本の隙をつくうまさとあのパワーには何度も唸ってしまった。
日本がセットポイントにいくまでイタリアの攻めが激しかった。
24:23まで追い上げられた時にはドキドキだった。
何とか2セット目は勝利しました。



3セット目、木村選手のサーブが決まり、山口選手のブロックが決まり、2:6と日本の連続ポイント、これは行けると確信するのですが、流れが良かったのはそこまでで。
イタリアがすぐに挽回、さらに連続失点と13:20と大きく離される・・・おいおい、いいところで夫君が帰ってきました。


まあ、このセットは落としても次がある。
夫「日本、頑張っている?」
「頑張っている、頑張っている、日本は進化している」と私。


私は台所に立ち夫君はテレビの前に腰を下ろす。
4セット目、夫のせいにするのは筋違いと言うものだけれど、後ろを見ていた間に・・あれあれ・・それまでの日本とは違う、そんな馬鹿な、流れはイタリアに行ったきりだった。
4セット目はちゃんと観戦出来なかったけれど、焦りが出てしまったかな?
サーブミスも夏のころより多かったように思う。



夏のワールドグランプリ、放送に追いつかず見逃しましたが、決勝ラウンドでは日本がイタリアにストレート勝ちしている・・・これは夏のリベンジだったのか。


結果・・・イタリア3:1日本(25-20  23-25  25-18  25-15)・・・痛いゲームでした。
さあ、今夜はアルゼンチン戦。日本、ファイト!

深夜、CM早送りでGPシリーズ第3戦、中国大会を見る。
あ〜、良かった。
女子も男子も良かった。



1位:カロリーナ・コストナー(イタリア)61.88
2位:長洲未来(米国)60.96
3位:アデリナ・ソトニコワ(ロシア)53.74
4位:村上佳菜子(日本)53.09



長洲未来選手が今回慎重に且つ丁寧に演じていました。
スケート・カナダの時とはちょっと違います。
このままフリーも順調だといいのですが・・。
注目はシニア2年目の村上佳菜子選手、すごく良かったと思いましたが、本人はどこか落胆していたかのような表情、ガッツポーズでもしたほうが良かったくらいなのに。
コスチュームも素敵だった。
トリプルループが納得した着氷が出来なかった・・それが原因だったのかな・・DGだった?そうなんだ。
全体には、大人っぽくなったし表現力もあると思いました。
カロリーナ・コストナー選手も3−3を決め好調な出だし、両手付きのミスがあったので、もしかすると未来選手に及ばないと思いましたが、結果はトップで折り返し、さすが。


3位に付けたアデリナ・ソトニコワ選手、緊張もあってか最初のジャンプを失敗、カナダ大会で優勝したエリザヴェータ・トゥクタムィシェワ選手ほどの衝撃は受けなかったです。
でも何度もスピードがありますって言っていたから、スピンは早いのだろうな。
フリーが寧ろ本番と言う感じ。



男子、なんと言っても日本のホープ羽生結弦選手。
素晴らしかった。
まず気迫がありました。
4回転!素晴らしくクリア!
コンビにするはずだったというけれど、チャン選手を抜いちゃう?
ロシアのガチンスキー選手は羽生君のしたかった4−3を決めちゃった。
羽生君の強力なライバル?
アボット選手は無難な仕上がり3−3も難なく。
もっと無難な仕上がりを見せたのが織田信成選手、久方ぶりの流れのあるきれいな着氷!
怪我もあったのか、4回転回避でしたが手ごたえはありました。
4位と言っても77,65は表彰台を狙えます。



1位:アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)81.64
2位:羽生結弦(日本)81.38
3位:ジェレミー・アボット(米国)79.32
4位:織田信成(日本)77.65


今夜はガチでどうしよう?
多分、長女が来るからフィギュア優先かな?