GPシリーズ、第6戦・ロシア杯

hitto2011-11-26

朝のうち、10度あるかないかの気温で寒く、身体は固まり動きが鈍い。
何枚も重ね着をするので腕が思うように上がらない。
それでも昨日一昨日のような冷たい風は、今日は吹いていない。
外は穏やかな空気に包まれ、立ち話を楽しむご近所さんの姿を発見。今日も元気で何より。

昨日のGPシリーズ、第6戦・ロシア杯、女子シングルの演技はライブ感覚で観戦でき満足、満足。
裏番のバレーも気になりましたが、やはり浅田真央選手の出番が迫っているとあっては、こちらを観ないわけにはいかないのでした。
今夜のフリーでファイナル進出が決まるので、今もそわそわしています。
そんな私を見て、やや不満気の夫、早くパソコンを閉じなければ・・・。



最初の滑走はロシアのソフィア・ビリュコワ選手。
黒のコスチュームで17歳とは思えない雰囲気、3−3をきれいに決め56,30点。

次もロシアのアデリーナ・ソトニコワ選手、期待を背負っての出場で気の毒なくらい。
15歳の若さならノビノビと演じることが最大の武器になるはずなのに・・ジャンプで失速、3−3のコンビネーションの失敗を次のジャンプで3−2と飛ぶあたりは、やはり末恐ろしい。57,79点とまずまず。



10代の選手が続く、アメリカのアグネス・ザワツキー選手、17歳。
少女の域はとっくに卒業しているような、楽曲によるところが大きいけれど、ダイナミックな動きで妖艶な感じ、コンビネーションジャンプの失敗が残念だったが53,81点。



そして日本の今井遥選手。
化粧顔にはまだあどけなさが残り、外国選手とは違いフレッシュ!
最初のコンビネーション3−2を上手く決めてジャンプは手堅い。
スピンの回転が速くてきれい。
ドーナツスピンもきれいでした。
これはいける・・と思いきや得点は55,2点と厳しい。
本人は満足顔、アメリカ大会より今回ははるかに良かった。



レイチェル・フラット選手、前回の不調から完全に調子を戻してジャンプは完璧。
53、36点は今井選手と同じく厳しい感じ。

浅田真央選手の登場、広いリンクに衣装が眩しく映える。
落ち着いているように見えます。
テレビのこちらでドキドキするってのも変な話だけど、それだけ魅力のある選手ってことか。
ジャンプは手堅く3A回避でした。
3Aを飛ばなくとも何の問題もない。
スピンもビールマンもスパイラルも流れのあるスケーティングの中にあって全部がレベル4を取れるのだから・・・もうため息。
終わるのが早いくらいに感じます。
納得のいく演技でシーズンベストの64,29点、もちろんトップに立ち、ファイナルを俄然引き寄せました。



続いて キーラ・コルピ選手フィンランド代表、3−3を3−2にしてしまいました、3回転単独ジャンプも不安定な着氷でした。55,81点。


最終滑走のアレーナ・レオノワ選手、今シーズンは(も)力が入っています。
3度目の正直らしく、地元ロシアで表彰台の一番高いところを目指しているという気概が感じられます。
3−3、3、2Aと前半にまとめたジャンプが決められ好調、後は明るい表情でちから強く滑りきりました。
パイレーツ・オブ・カリビアンのフィルムまで出さなくとも・・・と思いながらも、演技はその振り付けだと誰が見てもわかるもの。
ショートはシーズンベストかな?63,91点と浅田選手とは僅差。

男子ショート、日本時間では夜中の滑走、知りたい見たいという欲望には勝てず、遂ネットを開いて見てしまう。
良かったです羽生選手!今夜のお楽しみ。