キルトの家

hitto2012-02-07

NHKドラマ「キルトの家」の録画をやっと鑑賞、ドラマは団地に住む老人たち、そこへ若い(ワケあり)夫婦が団地に住みはじめたところから物語が始まる。

脚本は山田太一さん、先日スタジオパークにも出演されていたが、なるほどこの作品も一字一句脚本に忠実に制作されたものだと分かる。
独特な会話の調子、世間離れしている感も強いが、考えさせられるドラマでした。
老後のことが多少視野に入ってきている自分には、どんな形でも交流の場というのは興味深い。
しかも「キルト」がある家、それだけでもって憧れてしまう。
下手の横好きで、またパッチワークの本を片手に空想が広がる。


昨年の暮れに内職を辞した私は、今はほとんど暇人。
暇人になったからといって、あれもこれもと出来るものではなく、逆にやる気は起きないもののようで、忙しいときほどの時間割が全くへたくそになってしまっている。
面倒なことは先延ばしにして結局時間に追われるようにギリギリ家事をしていたり・・と、全く毎日が自己嫌悪。
パソコンの前に座る暇がなかったときの方が定期的に更新していたし、ブログ拝見も読書もテレビ鑑賞も今より出来ていた。
要はやる気の問題。
時間が有るとか無いとかは全然関係がなかった、使い方だ。

いやいや、お爺ちゃんのデイの日に合わせた、週2回の接骨院通いで私の一週間は終わっていた。
先週のレントゲン撮影で、一区切りはついたが、頚椎の矯正は先生の期待には応えるものではなかった。
頑固なほど骨が固いそうで・・・それもそのはず、内職の姿勢が原因ならば20年の重みがある。
今後の治療は2週間に一度、のんびりと長い付き合いになりそう。
そこへパッチワークというのは元の黙阿弥という気もするが・・・あんな素敵なキルトを観てしまうと、家にいながら出来るキルトは今の私には最適だし、ドラマからすぐに影響を受ける単細胞だけれど、ムズムズと作りたい意欲が沸き始めている。