新学期

hitto2012-04-09

朝のゴミだしのときに、ああ今日から新学期だ・・と、真新しい制服に身を包み真っ白な通学靴を履いた女子中学生を見て思う。

ワクワクとした期待と不安が入り混じり、頭の中で波打つような状態だろうか。新しいクラス、新しい先生、新しい教科書、新たに出会う友達、今日が緊張をほぐすような快晴で本当によかった。
校庭の桜もきっと満開になっている。
記念撮影にはもってこいの陽気です。

我が家の隅を自転車置き場にしていた彼も今年中学を卒業、今頃晴れやかな気持ちで、高校生活をスタートさせているに違いない。

ここ数年ご近所の変動はなかったが、今年は先週と先々週とに2件のご家族が引越しして行きました。
どちらとも親しくお話をする機会はなかったけれど、我が家の前を通るときは明るく挨拶を交わしていました。
もっと親しく出来ればよかったけれど、どちらも働くたくましい主婦で、子供を自転車の後ろに乗せながら保育園に通わせていた姿が遂この前のように思っていましたが、その子もこの春高校生になったとは・・驚き。


転勤、親の介護など、さまざまな事情があるそうだけど、40代前半の若さなら、どんな困難にだって、正面から立向かえるパワーとエネルギーを持っていると思います。


思い起こせば、ここに私たちが引越ししてきたのも4月の始め、丁度40歳になったばかりの頃でした。
お爺ちゃんの部屋を1階に作りたかったのと、幼稚園、小学校、中学校に通う、3人の子供たちの新学期に合わせて、それに新たにローンを抱え大変だったことを思い出す。
まだまだパワー全開で日々を送っていました・・こういうことは、過ぎてから思えたりする。
子育てを中心に、日々追われるように生活をしていたので、この頃の流行などはすっぽりと記憶から抜けている。
懐メロを聞いても、覚えていない曲が多かったりするし、ドラマなどはほとんど見てこなかったような。
スポーツも然り。


今では、暇をつぶすかのように、あれもこれもと興味が尽きない。
それにしては何もなく、行動範囲も狭まり、ただぼんやりと過ごしメリハリのない暮らしだこと(自滅)。


パソコンに向かえば無限のネット空間があるものの、触れるのは極々近くの情報という狭い範囲。
時間は容赦なく過ぎ後悔することしばしば。
さて、腰を上げようか、腰・・腰が、昨日の歩きでダルイのです。


今日は、お爺ちゃんの髪をカットする約束。