教師の体罰

hitto2013-01-09

2020年夏季オリンピックの開催を目指す東京、9月7日のIOC総会で開催都市が決定するらしい・・さて、東京開催実現となるか?観戦しに行けるか行けないかは別にしても殆どの競技を生放送で観戦出来るのは嬉しい。

2008年夏季オリンピックを大阪でと目指していたのは2001年だったか?
結局北京に決定したけれど、個人的には大阪招致には反対だった。
暑い夏季のオリンピックこそ北海道のどこかで開催されたらいいと思うが・・大阪は並みの暑さじゃないから選手も観戦者も移動が大変だし熱中症になっては気の毒だと思っていた。

昨日、悲しいニュースが飛び込んできた。
今度は教師の体罰
あるところにはあるだろうと思っていたが、亡くなった生徒の親御さんのことを思うとやり切れない。
なんて真面目な子供だったのだろう。


今朝の読売新聞の編集手帳にも書かれていたが、「我が子を亡くした瞬間から親御さんにとって万物が停止したままだろう」と。
こんな苦しみは我が身に襲ってこなければ分からないが、子供の喧嘩を知るだけで親の心は痛む。

この子も何時しかオリンピックの舞台に立てたかもしれない。
そんな未来のある子供が苦しみ抜いて死を選んでしまった。
誰も制止することのできない解決法を実行してしまった。
せめてもの、この体罰がどのように罪深いものだったかを世間に知らしめてほしいと思います。


今朝の新聞にはこの生徒への体罰を見たという生徒、自分も体罰を受けたという生徒が多くいて驚くべき事実が判明している。
こうなるまでの学校の教育体制に問題ありだし、体罰は今日激減していると思っていたのが単に大きな間違いだったのか?
友達感覚の教師が多い中で、体育会系にはこのような教師に文句の一つも言えない学校があることも現実なのかもと思うと、子供をサポートする親の目は教師に対して厳しく観察しなければ尊い子供の命を守れない。

長い間、体罰に耐えて卒業した生徒もいるのだろうが、仮に結果を出してきた指導者の教えであっても、その教えを受けた生徒が将来指導者になったとき、また同じ過ちを繰り返しそうで恐い、DVを受けた子供のサイクルのようにならないかと思う。
推測だが、きっとこの教師も厳しい指導者によって鍛えられたのだろうと思う。昔は体罰イコール悪ではなかったから。
つくづく反面教師ならいいが・・。

我が子は指導者に付いていく気概が薄く、サボリの常習犯だった。