一夜明けて

hitto2013-06-10

子供の結婚式は走馬灯のように想い出が蘇る日。


長女の場合は特に嬉しかった日々ではなく、苦しく激しく言い争いをした時のことばかりが想い出されました。

平行線を辿る親子の確執や葛藤の日々を幾度ともなく呼び覚まし、瞬時に嘘のように洗い流されていく・・本当は子供が自立したときにはもう解けて無くなってしまっていたのだ。


こうして伴侶を得た今は、親の役目を終えバトンタッチしたことを意味しているのと同時に肩の荷を下ろしている自分がいて、婿君としあわせな家庭を築いてほしいと願うばかりになっています。


何れにしても晴れやかな式は、自分を有頂天にさせてしまい、良い母親にでもなったつもりでその気分に酔っていた感じがする。

慎ましやかに済ませようというつもりでも、演出に飲まれ費やした日々の感情が何かの拍子に込み上げてしまい、その都度涙を堪える自分がいました。

最高の親孝行でした・・ありがとう。


→リハーサル


夫君も用意した歌が上手く聴かせられなくなり、途中で感情をコントロールできなかったようで、それを観ている自分も泣けてしまった。
私の姉妹もみんな貰い泣きしていた。
選曲が吉さんの「写真一枚あればいい・・」だから・・姉妹も含めて、あまりに実体験張りのメッセージソングなのでした。

折角の婿君との歌合戦、軍配は?互角で決めるのは次の機会にしておこう。
因みに婿君はコブクロさんの「永遠にともに」を熱唱。

サプライズはお爺ちゃんが熱唱したこと。
今まで積み上げてきたデイのカラオケが生き、92歳と思えぬ声量で歌いました「柔」。

その場で曲を準備するのは難しかったのですが、準備もなく滑り込みだったのがお爺ちゃんにとっては良かった。
お爺ちゃん孝行ができました。