ウクライナ情勢

hitto2014-03-05

一日、しとしと雨。
時々屋根の雨どいから水の落ちてくる音が聞こえ、まだ降っているんだと思うくらい。


ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ
ウクライナは2013年に欧州連合との政治・貿易協定の仮調印を済ませたが、ロシア寄りの姿勢を見せるヤヌコーヴィチはロシアからの圧力もあり調印を見送る。これに対し欧州連合寄りの野党勢力から強い反発が起こり、ウクライナ国内は大規模な反政府デモが発生するなど騒乱状態に陥った(ユーロマイダン)。事態収拾のため2014年2月21日には挙国一致内閣の樹立や大統領選挙繰り上げなどの譲歩を示したがデモ隊の動きを止めることはできず、22日に首都キエフを脱出。ウクライナ議会はヤヌコーヴィチの大統領解任を決議したが、ヤヌコーヴィチはクーデターであるとして辞任に同意していないbyうぃき


ロシアの国を挙げてのソチの冬季オリンピックが大きなテロもなく成功を治め、閉会式のプーチン大統領の誇らしげな顔が忘れられないが、いやいや、まだパラリンピックがありますよ。

冬季五輪の陰で隣国ウクライナではヤヌコビッチ政権に反感を抱いた大規模な反政府デモがあり、多数の死者までだしました。

政権が崩壊しヤヌコビッチ元大統領はロシアへ亡命、キエフにあるヤヌコビッチ氏の大豪邸が反政府によって公開され、テレビのニュースでも報道されたりしました。

プーチン大統領は親欧州が実権を握った政変については
憲法に反するクーデターだ」として強気の姿勢。

ウクライナ南部クリミア半島をロシア軍が掌握していると今朝の報道。


アメリカは?というと、ケリー国務長官ウクライナの首都キエフを訪問し、新体制指導部との会談をし、財政支援に乗り出している。



オリンピックがソチでなければ、これほど興味を持たなかったとも思うが、がしかし、オリンピックという注目度の高い開催期間中にというウクライナ反政府の思惑があったのかもしれない。
何れにしても話し合いで決着してほしいものです。



親米の日本は右に倣えをするしかないのでしょうが、北方領土問題を抱え折角プーチンさんと親睦を深めているところに、今ここでロシアに背を向けるのは何とも残念な思いがしてならない。

遺憾表明で事足りればいいのだけれど、欧米の報道はロシア悪というフィルターが掛っているし
「ロシアを孤立させる」と息巻いていますので、違和感がありあり。


ウクライナ情勢はアメリカとロシアの睨み合い、いつまで続くのだろう?

ウクライナの住民はヤヌコビッチが余程嫌いだとみえる。

新聞やネットの情報を照らしても真実が見えてこない。

国と立場が違えば当たり前と言えば当たり前だと思うが、日本にとっても偏向報道を目の当たりにするし、中韓の報道は聞くに堪えないもの、真実がどこにあるかなど、報道一つでどうにでもなるような現実だから。

何を信用し何を疑うか・・いっそ思考を解き放ち、知らぬが仏と言って暮らしていけるのならいいのだけれど、対人関係が気薄な分どっぷりどつぼに嵌る日があったりと、こんなことして意味があるのだろうか・・時間の無駄だったと思うまでのしつこさを別のものに向けたいと思う今日このごろの私です。



さて気分を変えて、フィギュア世界選手権。

出場選手の欠場が相次ぎ、盛り上がりに欠けるかなと思うけれど、ソチはソチ、世界選は世界選で実に楽しみ。


浅田選手は出場すると言ってくれているので、命一杯応援しなければ。