もうすぐ梅雨の季節です

hitto2014-06-04

日曜日の暑さが半端なかったので、昨日今日と凄く過ごしやすい。
今晩あたり雨になるそうで、雨になったところで梅雨入りってことらしい。



我が家のお爺ちゃんは、先週の木曜日に診察に行ってから、気持が少し元に戻ってきました。
薬のお陰で便秘が解消され、夜には野球のテレビ観戦ができるまでになりました。

毎日「阪神勝って下さいよ」と、興味の一切を阪神にお任せしたい気分でいます。
今週は順調にデイにも行くことができて、なんと有難いことか。



姉の病気も順調に回復の兆しをみせ、普通食を摂るまでになったそうです。
毎日リハビリをしているそうで、週に何度かメールで報告してくれる義兄の文面も明るい。

6月の間にもう一度(東京へ)見舞いに行こうかと思っています。
今度は気持ちが前とは随分と違い、観光プランを一つ入れようかな?


映画ビデオ鑑賞その1

日本映画「小川の辺」2011年 
剣の腕が立つ海坂藩士・戌井朔之助は、親友である佐久間森衛の上意討ちを命じられる。藩政を痛烈に批判して脱藩した佐久間への裁きだったが、民を想って正論を訴えた友を斬らねばならない朔之助の心は揺れる。しかも佐久間の妻・田鶴は朔之助の妹であり、気の強い彼女は必ず手向かってくるに違いなかった。朔之助は幼い頃から兄弟のように育った奉公人の新蔵を連れ旅立つ。美しい自然とクライマックスの対決も見どころbyNHK



原作は藤沢周平、クライマックスにくるまで山もなく、地味なストーリーでしたが、味わい深く、しんみりさせてくれました。
配役の成せる技と申しますか、抑え気味の言葉使いと所作が、その時代とマッチしていて、電線もない遥か昔の風景に溶け込んでいるようでした。


予測通りのストーリーなため、景色の素晴らしさの方にも十分目が行き、小川のせせらぎまで堪能できました。
カメラワークが秀逸。

ある意味、初恋を実らせた彼らの今後が気になるところ。




映画鑑賞その2
天井桟敷の人々」1945年 フランス映画
監督:マルセル・カルネ
脚本・台詞:ジャック・プレヴェール
撮影:ロジェ・ユベール
演奏:コンセルヴァトワール管弦楽団
出演:アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー、ピエール・ブラッスール、
    マルセル・エラン、ルイ・サルー、マリア・カザレス、ピエール・ルノワール


白黒映画ですが、私は殆ど気にならない。

1部2部とあるが長過ぎると思わなかった。


台詞の一つ一つが深く、頭で理解する前に場面が変わってしまう。
そんな哲学のような台詞がたくさん散りばめられていて、後で考えてみたくなる。


バチストのパントマイムが特に有名だけれど、そこにはあまり興味がなかった。
というか、激しいパントマイムとか現代に見せられて、元祖の良さに気付かないだけなのかも。


絶世の美女と持て囃される、ガランスという女性は、やはりもう少し若い女性が良かったかなと思う。
それでも劇中の準主役という演技者には適任だったのかもしれない。
高貴なイメージはあったし、男性が虜になるっていう設定も理解しながら見ていました。


ドイツ軍の占領下で製作されたフランス映画ということで、このことが一番観る者の興味をそそるところ。

最大限に自由を訴えたいが為にガランスでなければ、という気がしました。


自由に逞しく我が道を行く自由の女神、どうしてもフランスと重なる。