長女と、おじいちゃんは、無事、病院に、出発した。
おじいちゃんは、「後ろの座席の方が、運転の邪魔にならないだろう」と言って、後部座席に座り込んだ。
長女は、「どちらでも構わない」と言う態度で、出発。
生きた心地のしない、ドライブになるのか?
孫娘との、楽しいドライブになるのか?
結果オーライだろう。
土砂降りの、雨にならず、良かった。
「日差しが強かったら嫌だなあ」と、贅沢な事を言っていたが、日焼けしないで、済みそうな、適度に、曇り空が広がる天候で 良かった。
コンディションも、整い時間通り、出発出来たので、上出来。
今までは、何度も、準備にルーズな長女だったし、それに対し、時間厳守で余裕を持って行動するおじいちゃん。
ひとたび、待ち合わせ等に、遅れるものなら、言葉も荒げに、イライラしているのが分かる。
だから、私は、おじいちゃんと、時間の約束をする時は必ず、10分前と、頭の中に設定しておく。
長女も、その気性を知ってか、知らずか、今朝は、緊張して準備をしていた。
それでも私は、買い物や外出等は、しょっちゅう遅れて、食事を遅らすが、おじいちゃんの内心は、空腹も手伝って、ぶつける事が出来無い、イライラとなっているだろう。
仕方がないが、それは元々、約束事ではないので、わざと大きな声で「遅れて御免」と言う事にしている。
お決まりの行動パターンなので、気を使う様でありながら、ストレスには感じていない。
お昼、長女から、無事着いた、と電話が入る。
いつもなら、おじいちゃんが、電話してくるのだが、長女に頼っているのだろう。
長々と病状の説明も無く(10分はお喋りにつき合わされる)
「良かった無事に着いて。後の半分、帰りも気をつけてね」と長女に言って電話を切った。
何事もなく無事に帰って来ます様に。