みんな、「うどん」大好き!

hitto2007-03-24

お隣の見事な杏の木から、白い花びらが風に舞って散っていて綺麗だ。

もう見納めか?

秋には沢山の実を付けてくれる。

ここに野鳥達が止まり、一日中バードウオッチングが出来そうだ。


今はウグイスもとまるのだろうが、今朝のウグイスの声には参った。

「ホー、ホケキョ?」が疑問文なのだ。

可笑しくて、すっかり目が覚めてしまった。


チラチラと雨が降ってきたが、静かな土曜日。

外回りのお父さんには気の毒だ。

次男も早くから出掛けた。

遊びの約束には、早く起きられるらしい。

そう言う私もそうだったか?


昨日は、仕事を終了させたくて、我ながら良く頑張った。

家事をしながら、仕事に精を出すと、「主婦の鏡」と夫がおだてる。

そのおだても何処か心地よく図に乗ってしまう自分がいる。

単純にニンマリして、このささやかな幸福感に浸れるのは、少し頑張ったと思えるからかもしれない。


「冷蔵庫の中が寂しくなったよ〜」と言われても、これは、食材を無駄無く使えた証拠。

残飯整理だろうと、そこは、そうは見せないところが、ベテラン主婦の腕・・・なんちゃって!とは言っても、私は台所仕事には向いていないと常々思っているわけで・・・食べる事に殆ど興味がない。

空腹さえ満たされてしまえば文句は無い。

子供の頃の偏食が、子供を育てることで、かなり克服出来たが、今だに仕方ないな〜と、何処かで感じてる。


特に家族全員が大好きな「うどん」。

私は「うどん」が大嫌い。

ラーメン、スパゲッティ、は良いが「うどん、そば」のお醤油だしの汁に入った「うどん」が、苦手。

こんな人、珍しいとも思われるだうが・・・。

今は当然付き合いで(特に休みの日の昼食定番)一緒に食べるが、「美味しい、美味しい」とは思わない。

「なんとも可哀想な人間、これで人生半分損してる」と夫。

日本に生まれて「うどん、そば」がイヤなんて。

友達と軽い食事をする時も結構苦労する。

相手はまず、「うどん」をイヤだと言う日本人はいないと、当然思っているのだから。

特に親しい人には、「うどん」嫌いを打ち明けてはいるが、こんな偏食の自分が、よくもこんなに「うどん」好きに子供を育てられたと不思議でならない。

今は、インスタントでも随分良い出汁があるし、便利な世の中になったものだとつくづく思う。

我が家の「うどん」は、少し「みりん」多めで煮込めば、皆が舌鼓を打って食べている。

そこに、卵、わかめ、揚げ、蒲鉾、ネギがたっぷり入っていれば申し分ない。

時には、お餅が入ったりすると豪華版だ。

昼食に多く出される「うどん」。

何度か子供の友達の口にも食されているが、「お母さんのうどんが物凄く美味しかったって」と、お世辞でもうれしいが、気持ちは複雑。

好物でなくとも、長い事主婦をやっていれば、だいたいの好みの味には近づけるということか。

いや、だいたいの人間が「うどん」好きというだけのことだ。