私は貝になりたい・・・

hitto2007-08-26

大阪で昨日から始まった 「世界陸上」午前7時から行われた男子マラソンも、やはり暑さとの闘いだった。
大阪の暑さは、並大抵のことではないようだ。命に関わる恐ろしい程の気温と湿度。
朝7時と言えども、アスファルトに照り返す温度は、真夏の砂浜で、素足になれず、飛び回るくらいのもので、そこを2時間以上も走り通すのだから、普通の人間なら死んでしまう。
何という、体力と気力なのだろう。
普通以下の私は、もう大阪でするのはやめて欲しい、と叫びたい。もっと気候に恵まれた時期か、列島は長いのだから、8月に行うのならもっと涼しい地域で行ってほしい。裏のカラクリは分からないが、世界各国から来る選手達は、暑さだけで、闘う体力を消耗してしまう。
その中で、団体1位となった日本選手達の頑張りに惜しまない拍手。

何年か前の大阪オリンピック招致で盛り上がっていた時にも、8月なら反対だった。始まったからには、事故が無いようにと祈るばかり。


テレビドラマ「私は貝になりたい」原作者加藤哲太郎さんの手記をもとに、中村獅童が主演した実話らしいが、昔の記憶にあるのは、フランキー堺さんが演じていた当時白黒だったか?
想い出のシーンとして、何度かこの処刑の場面だけ流されているので、あまりにショッキングな印象として脳裏に焼き付いている。
重たいテーマに見るのをやめようかと思いつつ見てしまったが。
捕虜虐待の罪を自らかぶり、BC級戦犯として逃亡を続ける主人公、そのことで翻弄される家族。国等関係無く、どの兵士にも家族や仲間がいると訴えている、全て戦争が歯車を狂わせてしまう。
哲太郎の妹(優香)が言った「生きたいの?生きたくないの?」と言う台詞は真に迫っていた。極限状態の心理描写が、随所にあって、胸が詰まってしまった。
主人公の処刑台のシーンは(妹による直談判により救済される)なかったが、獄中で一緒の部屋にいた、中村雅俊さんが連れて行かれた。
昔の再現フィルムの様に衝撃的だった。
その戦犯になった理由も理不尽だった。
こんな風に、敗戦の罪をかぶり戦犯になった人達が1000人以上もいたとは!
その家族に思いが及ばなかった。

読売新聞 Y&Y
クロスワードの答え・・・レモネード
数独の答え・・・7+3=10・・・10