Let it be・・・

hitto2007-08-27

昨日は、留学していたAWさんのご子息が(我が家の長男と同期)一時帰国で挨拶に来た・・・留学期間は終わったのだけど、復学せず、2週間後には、またカナダへ戻り、語学勉強に励むらしい。
進路変更を本人が望み決断したらしい。
突っ込んだ詳しい話しは聞き出せなかったが、それぞれ事情があるようだ。
どちらにしても、学力向上の為のもの、見上げた根性に我が子に爪の垢を煎じて飲ませたい程。
立派な体格で(だから、じゃないが)一回りもふた回りも大きく見えた。
カナダの土産を持って、我が家の後も親戚を回るようだった。
夢を持って、又語学に精を出すAW君にエールを送った。  若干21歳。頼もしいなあ。親の身になると、不安は尽きないが・・・今度じっくり聞いてみよう。


自分は、今現在、とても不幸とは、思わない。
むしろ幸せな家庭の中にいて、不平不満を言ってはキリがないし・・・というより、とるに足らない悩みだ・・・裏返せば、そんな不平不満を吐き出せること事態、幸せなことだと思う。
 特に、泣き出したい事情なんか、一つもない・・・なのに。

普段と変わらず、家事に追われて台所に立っていると、突然のBGMに泣くことがある・・・何故なのだろう?
何日前か? 台所に立つと条件反射でラジオのスイッチを入れるので、のべつまくなし、殆ど洋楽が流れている。
いつもは、ノリの良いビートが多いのに、突然ビートルズの「レット・イット・ビー」がしっとりと流れて、思わず涙が溢れてきたのだ。
私の好きなS&Gじゃなく、ビートルズポール・マッカートニーが歌う。
S&Gの「明日に架ける橋」の多分後にリリースされた、世界中の誰もが知っているだろう有名な曲だ。
「明日に〜」と同じくピアノ伴奏で始まる。
当時は、よく比較されたようだけど。
何故だか、ノスタルジックな気分が高まり、始めて聞いた情景が鮮やかに蘇り涙が溢れて止まらないのです。包丁を持って、タマネギを切っているわけじゃないのに・・・。

確か、テレビドラマの中で、レコードプレーヤー(ステレオじゃない)から、シングル版のレコードを回し、浅丘ルリ子さんが主演の「2丁目3番地」だったか?「この曲も、すぐヒットしちゃうのよね〜」と言いながらプレーヤーが大写しになっていたと思う。

相手役は、石坂浩二さんだった?原田芳雄さんじゃなかったけ?
これがきっかけで夫婦になった話題のドラマ?
ウィキペディアにちゃんと載っていた。人気のドラマだった。
そのドラマの記憶より、この曲の方が確かな記憶としてあるのも不思議な気がするが、泣ける程、台所に立つ自分の手を止めてしまった。
何遍も聞いたはずだが、あまりに久しぶりだったからか?
誰もいないのを良いことに、泣きながら暫しの間、聞き入っていた。
不思議な感覚に浸りながら、曲の持つ魅力に改めて気付かされたのかもしれない。


LET IT BE (あるがままに)


もう一つ、こんな思いで歌った記憶に残る曲がある・・・それは又後日・・・。