ドラマ「ファイブ」

hitto2008-01-10

今日も晴天・・・明日から崩れそうだけど。
お爺ちゃんは、「天気が良いので床屋さんに行く」と言って、いそいそと出掛けて行った。
風もなく、絶好のウォーキング日和です。

生協の後、少し遊んでパソコンの前に座ってみる。
ほんの少し他者の書いたものを覗いてみたり、前から欲しかった家具のオークション(見るだけで、一度も利用したことがないのだけど、なかなか面白い)を開いたり、時間の経過が早くて、いつの間にか、昼食の準備をしなくてはならない時間になってしまった。

もう少し時間があるので、昨日見たドラマ「ファイブ」NHKのことでも。
主演は、岸谷五朗さん。
久しぶりの主演ドラマでした。バスケットにかける情熱は、誰にも負けないが、チームの解散でリストラにあってしまう。
年齢的に限界が近いが、あくまでも現役選手に拘る気骨のある主人公に・・・岸谷さんは、うって付けの役者さんだ。
スポ根ものは、単純に楽しめるので大好きだ。根が単純なのです。

ただ、バスケットと言うところに、ドラマではどうなのかな?と思っていたが、なんと、素晴らしいカメラワークでスピード感もあるし、(本物は、長身チームでしょうが・・・そこは、画面内でのことで許せます)
漫画の一コマ、一コマを見る様に、ボールさばきがプロっぽかったです。
ゴールを決めるシーンは、相当苦労があったでしょうに・・・。

家庭を顧みず、チームの勝利を目標に頑張ってきた主人公が、移籍した先は、「あおなみファイターズ」という、ベテラン選手ばかりの弱小チーム。
ここでの経緯は、少し急がし過ぎたけど、2時間の枠内では、致し方がない。
それまでと違った「楽しむ」バスケに目覚めていく主人公に影響を与えたメンバーの個性も光り、どんどん変わっていく主人公。

クライマックスへと自然にのめり込んでいました。
体力を消耗しないように、若年チームに勝利していく場面は、ベテラン故の安心感も手伝って、あっぱれ。
新春に、こんな威勢の良いドラマに出会えてラッキーでした。録画していて良かった。
妻役の高島礼子さんもいい感じでした。
この頃の高島礼子さん、主役には拘らず、マイペースで役者業を楽しんでいるようで好感が持てる。

昨夜の「斉藤さん」でも、観月ありささん演じる正義感の強い「ダメなものは、ダメ!」と言ってしまう主人公に対して、「まあ、まあ、事を荒立てず・・・」という今の風潮に合わせた事なかれ主義の主婦達の筆頭に祭り上げられている・・・本当なら、あまりやりたくないだろうと思う役に徹しているところなんか、役者魂を感じてしまう。

何が正しいか?正しくないのか、この二人の火花の散るシーンが楽しみですね。
観月ありささんのようなお母さん、いるようで全くいませんね、今の時代。小出しに出来る人はいるでしょうが、主婦軍団には異常な強さがあるものです。

私も3人の子供の母ですが、ドラマのようなセレブな感じとは、全くかけ離れていて、髪の毛振り乱して、子供を追っかけていましたね。
生活感の漂う親が、まだまだ多かった時代だったのでしょうか?
話がずれてきたところで・・・(いつもながら・・・)もう少し仕事に精を出す。