試験?

hitto2008-01-15

外は、まるでポカポカ陽気・・・のように見えるが、ベランダの大きな窓を開けると、部屋の温度が一気に下がり、ストーブがボーボー音をたてて温風を吹き出してしまう。今冬一番の寒さ?と長男は感じているだろう。

ワゴンRが修理中なので、今朝はバイクに乗って学校まで行った。
今までにない完全装備・・・上下共、何枚も重ね着して行った。
今日は試験なので遅刻や・・・ましてサボるわけにもいかない。
試験日にこんな試練に耐えなければならないなんて、相当普段の行いが悪いのか?と根拠のない言葉を掛けそうになるが、冗談も通じそうにない寒さの中では、長男があまりに可哀想なので「試験、頑張って・・・巧くいかなくとも追試がある」なんて、慰めにもならない言葉で送り出した。

第一、今朝まで試験なんて知らなかった、無関心な母だもの。
余計な心配はかけまい、という・・・裏を返せば余計なことは言われたくない、という子供心を察して、こちらも遂、無頓着な言い方で返すしかなかったのです。

余裕のない準備の途中、「いらん歯ブラシある?」と聞く。「有るよ、沢山」使う場もないホテルの歯ブラシは、何本かためてあるので、その中から一本渡す。
「泊まって来るの?」「おう!」
まあ、相手には迷惑な話だが、身内としてはその方が安心。
一往復分(片道一時間)のバイク通学から免れるので大助かり・・・というわけで、今晩は帰って来ない。

子供もいつの間にか、自分の身を自分で守るようになり、親の私も「○○元気で外が良い」・・・と思える薄情者になっていました。