ミセス・ロビンソン

hitto2008-01-14

今では、普通のゴミよりプラスチックの資源ゴミの方が多くて、今朝(成人の日の祭日にご苦労様です)やっと、そのプラの収集日がやってきた。
正月休みを夾んで堪りに堪った資源をやれやれと運び終え、昨年までは、普通ゴミと一緒に出していたなんて・・・と考えると恐ろしいものだ。
実際どのように回収されて再利用にまでこぎ着けるのか?その経緯は分からないが、細々分類している身にとっては気になるところです。


それにしても、今朝のニュースでチラッと沖縄の成人式の様子が出ていたけど、大人の仲間入りとは思えない、極一部の行動に呆れる。
ほんの一握りの人間に、大部分の成人した若者が迷惑しているだろうと思うと可哀想なことだ。
今の時代が決して恵まれているとは思わないが、若さ溢れる気力で自分の人生を切り開いてもらいたい。


昨日昼食時のFMラジオから、Mrs.Robinsonが流れてきた。
ラジオのボリュームをあげるとS&Gの声じゃない。 Lemonheads (レモンヘッズ)という、90年代の洋楽に詳しい人なら馴染みのグループなのでしょうが、私は始めて聞きました。
このMrs. Robinsonのカバー曲がアメリカで19位(1992年)までいけたようです。

http://www.youtube.com/watch?v=o6KLpIDbfTw

you tubeで映像を見つけて、そのイケメンに嬉しくなりました「そこかい?」と自分に突っ込み。といって、90年代なので更に年数を重ねているわけで、2006年に復活ライブがあったりしたらしい。

カバーする曲は、やる本人達にしても、かなり難しい部分があると思うけど、S&Gを知っている世代には、今となっては嬉しいもの(母の気持ち)LemonheadsのMrs. Robinsonは、なかなか明るく爽やかな感じがしました(原曲と比べるのは・・・言わずと知れたことで・・・)

Mrs. Robinsonは、間違いなく「卒業」のテーマ曲でしたが、映画の中では、イントロ部分だけが繰り返し流されているだけでした。
歌の完成されたものは、アルバム「Bookends 」の中で発表されています。
「卒業 」のサウンドトラックにも違うバージョンで入ってはいるけれど。
映画完成には間に合わなかったが、コレこそ、ポールが映画の為に作った唯一の曲でした。 

S&Gも最初のアルバムでボブ・ディランの「時代は変わる」をカバーしています。
もっともこの曲は、売りだそうとしている裏側の力が作用しているのかもしれない。
実際デビュー当時は、オリジナル曲もまだ少なく、デビューのアルバムには話題性が必要なので頷けます。
ただ「時代は変わる」は、ポール・サイモン向きの曲だったと思う。S&Gのディオになると、綺麗すぎだった・・・(ポール一人で歌った方が原曲には近かった)


話はLemonheadsへ戻そう。
そのyou tube の映像は「卒業」映画からダスティン・ホフマンが、初々しい若さのまま交互に映し出されていた。
このMrs. Robinsonを聞いて、本家の歌と聞き比べるのも面白い。
アメリカでは、随分前から曲をカバーするのは普通のことらしく、近頃は日本でもカバーアルバムが話題になっています。
どんな形であれ、好きな曲が好きな歌手によって、新たな脚光を浴びるというのは歓迎されることです。