届いたバスクリン・・・心もポッカポッカ

hitto2008-01-29

昨日、お風呂場を掃除していて、フト思い出した。
日曜日の午後、投票を済ませてから買い物に出掛け、バスクリンを買ってきたことを・・・
アレ?無い・・・。
車の中へ置き忘れたかな?
と・・・夫の帰って来るのを待つことに。


買い物へ行ったスーパーで、Aさん夫婦に偶然会って買い物客に遠慮しながらも、遂長話をしてしまった。
買い物に神経が集中しないまま、レジを済まして車の方へ。荷物はお父さんが担当・・・確かに車に置いたはず。だって、私がカートを元の位置に戻しに行ったのだもの。丁寧にカゴまで整理してきた。


お父さんが帰って来て、
「ねえ、バスクリン買ったよね?車の中に置き忘れてない?」
「家に持って入らなかった?おかしいな〜」と車の方へ・・・
「無い!別の袋に入れられて、カートのフックに掛けたはず・・・」
「え〜?カートを直した時には気付かなかったし」
「明日にでも電話して聞いてみたら?」
「絶対、出てこない」
「ダメ元で」・・・・・その場でスーパーの広告を探し電話番号を確認するが、まだ8時前だったので、受話器を持って電話を入れる。


「あの〜、昨日バスクリン買って多分・・・カートのフックに掛けたまま帰って来てしまったんですけど、バスクリン届いていませんか?」・・・あ〜、ドジな私・・・恥ずかしげも無く、ダメ元を確信しつつ尋ねてみたが・・・
「あ〜、ありましたよ。お名前だけ教えて下さい」優しそうな女性の声でした。
「あ、ありましたか、有り難うございます○○です」声のトーンもガラリと変わり、ひっくり返ってしまいました。


カート置き場は、スーパーの出口から遙か遠くの駐車場・・・距離があるので、いつも車の前までカートを押してくる。まして、カートに掛けられた買い物袋をレジまで届けるなんて奇特な人いるのだろうか・・・寒かったし。
「きっと、カートを集めて戻す、係りの人が届けてくれたのだろう」と、お父さん。
誰にしても、世の中捨てたものじゃないと思わせてくれたことに感謝です。

おっちょこちょいの私は、過去にそんなことが何度もあるし、連絡してみるも出てきたためしがない。苦い経験が蘇り、万が一にも出てこないだろうと思っていた・・・そんな自分が恥ずかしい。
バスクリン・・・されどバスクリン
それにしても、バスクリン同様、気持ちまで暖かくなる嬉しい出来事でした。