要らぬ心配?

hitto2008-03-24

あんずの木が満開です(写真大)
長男は、土日もなくバイト三昧・・・それなのに、夜は遊び回る。

今朝、起きてくるなり「おにぎり作って〜」と言われていた(プラスαは、買うことにしている)・・・なのに、私は、うっかり出掛ける間際まで新聞に目をやり、すっかり作るのを忘れてしまった。
だけど「おにぎり」だもの、すぐに作れる・・・「ちょっと待ってて」と言うが「時間ないから、もういい」と言う。
「ちょっとの時間だから・・・」
「9時3分に家をでなきゃ間に合わない、9時20分までタイムカード押して着替えてなきゃならないし、もういい」
そんな事を言わせている間に、私はラップにご飯をのせ、大きめのおにぎりを作る・・・それをただ地団駄踏んで見ている長男。

作らなかったことに文句を言われたのではないけれど、明らかに機嫌が悪い。
中身を入れる余裕もなく、塩をまぶして半形の海苔を張り付け握って渡した。時間にして1分の早業。
「ほら、まだ9時4分」
もう少し時間配分を考えてくれると良いのだけど、と内心思いましたが、作り忘れたのは私なので、文句も言えない。
慌てて行かれる方がずっと恐いので
「ゆっくり、気を付けて行ってらっしゃい・・・慌てないでね」
と念を押す。


何となく気になるのは、長男の口調。そこまで焦るのは、上司が恐いのか?1分でも遅れると、怒られるのだろうか。
時間まで行かなければならないのは、よ〜く分かるが、それなら、もう少し余裕をみて欲しい。学生だとしても、仕事は、仕事、それもよく分かる。

私にペースを乱されたことに、しかめっ面で返す長男の、融通の無さが悲しい母でした。
仕事に向かう姿勢はそれで良いのですが、遅刻に怯える姿は、何か別のものを感じてしまう。巧く言えないけど、バイトに15分遅れても、何食わぬ顔で出掛ける次男の方が(これにも困ったものだけど)社会に出てからの図太さが備わっているかにみえたりするのです。

社会に出れば、頭を下げることは、イヤになるほど有るのだろうと思うのだけど、ミスをしても、それに耐える神経を持って欲しいのです。
遅刻は悪いことだけど、予期せぬ出来事に対しては、もう少し図太い神経が必要で、冷静沈着に対処できないかと・・・自分の過ちを棚に上げてよく言いますが・・・そんな事をブツブツ。

長男が、いっぱいいっぱいになっていなければいいのだけど・・・。
些細な失敗は、早いうちに経験した方が良いと思う。
おばちゃん受けが良いと言う自画自賛ぎみの長男の言葉を信じて、ハードな仕事のわりには、巧く続いているな〜と、感心していたのです。
几帳面さが、裏目に出なければよいのだけど・・・
母の単なる要らぬ心配でした。