連休です!

hitto2008-05-08

朝から飛び出した一曲目の鼻歌・・・


今はもうだれも     佐竹俊郎 作詞/作曲
今はもうだれも 愛したくないの
何もかもなくした 今の僕に出来ること
さびしさだけが じっとしている
止めど流る涙に
一つ一つの思い出だけが
今はもうだれも 愛したくないの


アリスのデビュー曲と思いきや ウッディー・ウー (Wikipedia から)の曲(カバー曲)でした。
私の高校時代(1972年)「今はもうだれも」を持ち歌のように歌っていたグループがいて、アリスの歌として聴いたのは、だいぶ後になってからでした。

だから、最初はそのグループのオリジナルだとばかり思っていたのです。
関西地区では知る人ぞ知るグループ(ウッディー・ウー)の曲で、全国区にしたのは、やはりアリスでしたが・・・調べると1975年にシングルヒットとあるので、フォークブームからアリスは少し遅れて来た感じがしています。

アリスはお父さんが大好きで何度も後々聴かされていましたが、この曲以外は、あまりピンときません。 
今はもうだれも 愛したくないの〜、この最初のフレーズが癖になります。
何もかもなくした〜・・・が特に好き。
若い時って疎外感が激しく襲ってきたり、賑やかなところへ出たいのにわざわざ孤独を好んだり、まるで悲劇のヒロイン振ったりするもの。そんなときストレートに代弁してくれるこの歌で少しだけ苛立ちが治まるのです。

どちらかというと、作り手の思いがジーンと伝わってくるものが好きな私は、好んでマイナーな曲を聴いていたような気がします。
フォークの中には思い入れの強い曲がたくさんありました。
その時代に聴いていたことを懐かしく思い出すことは、今になって自分の世界に浸る時間の余裕が出来たということに違いないのです。が、それは、ちっとも寂しく思わないのですね、だけど歌の世界はきまって心の叫びのような寂しく辛い気持ちが込められている。

今になって、若い頃の自分がやけに悲しく愛しいものだったと・・・曲に合わせて懐かしんでいるのです。
実生活は日々追われているので・・・だけど今日は仕事もない!家族は皆出払っている・・・こんな日はそうはないのです。
連休のため今週の火曜日(仕事の配達日)がお休みになったので、早々に仕事を済ませた私は、昨日ややこしい衣替えと掃除をしてしまった(文句の出る前に)・・・なので、この数日は開放感に満ちているのです。
本当の意味で私にとっての連休の始まりです。ヤッター!