生協仲間のＴさんが今夜カナダへ旅行に行くのです。
Ｔさんの注文品は無かったのだけれど、自家栽培のキュウリを持ってやって来ました。今回の旅行は、夫婦ではなく、仲の良い友達と一緒に行かれるようで羨ましい限りです。
あまりのんびり話す時間もなかったのですが、心ここに有らずのＴさんには、普段から夫婦仲の良さを見せつけられていたので、友と二人で行くと聞いて意外な気がしました。
去年は確かオーストラリアへ息子さんと二人で行っているので、今回もご主人はお留守番。
きっと寅さんのように飛行機嫌いなのかもしれません・・・温泉には、よく二人で行っているようですが。
夫婦のあり方は夫婦の数だけあるようです・・・当たり前か。
Ｔさん宅は、子供からも解放され今は夫婦二人、ご主人は昨年定年を迎え今は悠々自適、晴耕雨読の生活を満喫しているようにみえます。
隣の芝は青く見えるように実際の悩みは知りようもなく、先を歩く人生の先輩として学ぶ点が多いこと、それに（若い私に・・・Ｔさんから見たら）的確なアドバイスをしてくれること。
２０年以上も付き合っているので、大いに助けられました。
人付き合いは、浅く広くさっぱりしているのに、頼み事には親切丁寧にこたえてくれる。私との距離感も理想的です。
お互いの好き嫌いは知っているので、無理強いすることもない。
互いの立場も理解していて、この地に姉妹はいなくとも、頼りになる姉のようです。
考えてみたらこの地には、そんな人達が何人もいる。
亡くなってからも、互いに見える場所に御先祖様のお墓があるので、あの世でも多分ご近所のままです。
この偶然に感謝しなければ・・・。
