夏よお前は・・・

hitto2008-07-22

昨日は一日拘束されていて、書く間がなかった。
驚異的な暑さの中では、勢いで動くことをしないと、気持ちが萎えてしまう。

私が大阪に住むようになって、27年にもなってしまったが、一度もクーラー無しの夏を経験したことがない。
30年も前から、クーラーは一般家庭に行き届いていて、ここへ来て最初に買った電化製品はクーラーだった。
道路も整備されていて、道の殆どがアスファルト、照り返す紫外線は今日と変わらず強力だった。

その昔の土埃を打ち水で冷やし、緑豊かな環境だった頃、うちわ片手に風鈴の揺れる音に涼を感じる風情がいまはドラマの時代物にしか見られなくなった。

その贅沢に慣れた私だったが、今年は少し・・・ほんの少し、頑張っている・・・テーマは省エネ、午前中にはスイッチを入れない・・・だけ、だけれど、それだけでも今日のように午前中に30度超えするような時は、何をしなくとも額から汗が流れ落ちる。今年はホンの少しでも涼を感じられるように工夫したい。
冷蔵庫にはキンキンに冷えたおしぼり、水分補強も怠らない、扇風機をフル回転、窓は全開、これで結構凌げる。
ここに風鈴の音があると尚のこと良いのだけど、幾つもあった風鈴は既にお払い箱になってしまって、行方不明・・・いったいどこへいったやら・・・。


ベッツィ & クリスが歌った「夏よお前は」1970年の歌です。
「夏よお前は」 作詞:麻生ひろし 作曲:井上かつお

夏よ 浮気な夏よ
お前だけは知っているだろう
潮風がまき散らす
恋のいたずら
おさげの少女に口づけをして
男は砂浜を駆けていったよ
う・・・ 夏よ


夏よ つれない夏よ
お前だけは知っているだろう
星かげを照りかえす
岩かげのこと
瞳のきれいな若者だから
たわむれの恋にさえ
いつしかおぼれる
う・・・ 夏よ