アレもゲリラ雷雨だったのか・・・後３０分程で花火大会が始まるだろうと、窓の外に目をやると、遠くで雷・・・嫌な予感は的中して、いきなりの激しい雨。
行列を成して歩く人達は、何処へ消えたのだろうか？
（友人の）家の中で様子を伺い「今日の花火大会は中止かな・・・」と半ば宴会に切り替えようと準備を変更して盛り上がっていた。
友人の家は花火見物するのには、とても贅沢なスポット・・・呼んでくれたことに感謝。それも車で送り迎えなんて、罰が当たりそうです。
ゴザを広げて準備していた屋上は、一瞬で水浸し・・・夜空を仰いで花火見物を計画していたのに・・・。
雨は激しく止みそうにない・・・残念だけれどしょうがない・・・８時を回って、突然大きな雷音？胸に「ズドン！」と響く・・・不安な顔で友人と見つめ合うと、窓を開けて「花火が始まった・・・」と友人が笑顔で言う。
花火の横では稲光、腹部にズドン！と落ちたのは雷ではなく花火の打ち上げる音だった。
激しい雨が降る中、予定通り打ち上げるらしいと知って、階上の子供部屋へ・・・窓際に置いてあるベットが、花見席になってしまった。
大人６人が雁首揃えて窓から見上げる花火・・・昨夜のオリンピック開会式の花火と比較しながら、数には負けるが、日本の趣の有る花火の形にご満悦。
大小様々な形や色が重なり合う仕掛け花火は、日本が誇る繊細な技術に他ならない。ここで競ってどうなるものでもないが、負け惜しみで言ってみたくなる。
３０分もすると雨が小さくなり、屋上へ。アチコチの屋上や窓際で、人達が覗いている。
何度もコレが最後の仕掛けか？と思うほどの艶やかさ・・・男達は宴会が待ち遠しいようだった。
忘年会から数えて久しぶりの顔合わせ。
我が家を除いて、二組の家族には色々あるようで忙しい。互いに３人の子持ちで、末っ子がまだ中学生だ。しかも片方の家庭はダブルで受験生を抱えている。
子育ての苦労より経済的な苦労が勝っているような話は切実だ。今は子供の出来が・・・と悩むより、行く手を阻む経済状況に苦悩している。
互いにピークを迎えている教育費・・・如何に捻出するかが親の大きな課題になっている。未来に水を差す事なきを得るように、親は大変な悩みを抱えながら子供の後押しをしている。
身につまされながら、我が家も後もう少し・・・と自分に言い聞かせていた。
友人の（大学生の長男）息子の友達３人を交えて、親の立場なんかすっかり忘れ（多少若ぶって）会話を弾ませながら酔いがまわる・・・友人夫婦は本当に嬉しそうだった。今度は我が家で・・・ってことになりそうだ。
バレーボール（男女）、サッカー（男女）、重量挙げ、柔道と・・・悔しいながらも、その身体能力の僅差に泣く。精一杯の力だもの、その先に目標を定めて頑張る選手にエールを送りたい。
駒大岩見沢、２回戦突破！ヤッタね！
