「 太陽と海の教室 」なんと爽やか青春真っ盛り、眩しいほどのタイトル・・・と思ってしまう。
私の大好きなサイモン＆ガーファンクルのサウンド・オブ・サイレンスが流れてから、とても考えにくいストーリーに（できれば沈黙している状態で流して欲しかった）・・・
予想をはるかに超えた展開が、始めから狙い目だったのでしょうか？
これは青春を置き忘れた私が、ついて行けないだけなのか・・・「友達の死・・最後に見た君の笑顔」ハチが死ぬの？とは、予想していたが・・・まさかでしょう？こんなかたちで、何で？なんで？のみ込みの悪い一視聴者の私には、ちゃんと筋道つけて放映して欲しい。
雪乃ちゃんがナイフを持ってハチの後ろにいるのだって不自然・・・筋として一歩譲るとして、ここで突き刺すのか？と思わせぶりなカットを見せておき、なんで次はモーターボート？
雪乃ちゃんは気を失い横たわり、ハチは先生に言われたライフジャケットを探しだし、一枚しかなかったライフジャケットを雪乃ちゃんに着せてあげる（なんて優しいハチ）・・・なのになんで？そのままボートが沈没？ハチは泳げないので、溺死ということか？
全く意に介せないというか、腰が砕けてしまう。
「日輪祭」は、こんな気持ちじゃ盛り上がらないし、中止します・・・とは、私の考え・・・。
ここまできても、きっと「日輪祭」を行い、ハチの写したビデオに涙を流し、ハチの死と共に想い出を皆の手で作り上げるのだろう（最終回）・・・か？
後味が悪いでしょう・・・とは、番組に対して。
織田裕二さんの教師役は、期待通り熱血漢に溢れていたけれど、物語の展開は、織田裕二さん向きではなかった・・・と言うのは、一人でも死者を出してはイケナイ（最初の回のように海に飛び込んでハチを助けて欲しかった）・・・じゃなきゃ納得できない・・・更に言うならタイトルともに相応しくない。
あくまでも正義の見方であって欲しい。これならスポ根の方がまだ良かった。
我が儘な私の願望ですが。
まさか、来週の気になる予告編で、ハチを愛するアカリちゃんが雪乃ちゃんを刺してしまうなんてことに・・・危機一髪で防ぐとしても、このまま雪乃ちゃんが学校に残ることも不自然。
それこそ雪乃ちゃんは孤立して自殺したくなっちゃう。
向き合うということとは、少し違う気がする。
雪乃ちゃんが向き合うのは家族や雪乃ちゃんを裏切った友達・・・死じゃない。
