イギリス映画「デイ・アフター」首都水没・・・

hitto2008-09-17

数日前から空は秋の気配・・・台風の目は今どの辺りだろうか・・・まもなく近畿に上陸するのだろうか。

敬老の日、夕飯を準備しているとラジオからサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」がラジオ(FMココロ)から流れてきた。
いつも聞いているのに、ラジオから流れるアートの声は、神聖で新鮮。
そばでお喋りする次男の声を制止し、口に人差し指を立てて黙らせる。

ソファーでくつろいでいたお父さんも「やっぱりイイ歌だな〜」とアートの声に合わせて歌っている。
面白くなかったに違いない次男は、「今日は敬老の日やもんね〜」と呟く・・・ムムムどういう意味?
たしかに38年も前の曲・・・しかしS&G最大のヒット曲、今聞いてもちっとも色あせてはいない。



「デイ・アフター」首都水没・・・2004年イギリス映画・・・を録画でみる。
ロンドンが水没?・・・何だか「日本沈没」のようで親近感が沸く。
同じ様な島国、気持ちは似たようなものがあるのかも・・・。


アメリカ映画のような派手さはないが、時間が刻々と迫り画面もそれに合わせて停止するので「ドキッ」とするような緊迫感がある。
展開も早く、ましてハリケーンのような災害は時間との勝負だし・・・。パニックに陥る人々も迫真の演技だった。
ハリケーンなら過ぎ去るまで解決することもないように思ってしまうけれど、何とかくい止めようと、ダムのゲージを手動に切り替え開けることに・・・(ちょっとポセイドンぽいかな・・・)。関係の悪かった父と子がこんな危機の迫る中で和解するのだが・・・父親は二度と戻れないと分かっていながら、ゲージを開けにいく・・・なんて。
人々が焦燥した表情の中で、透き通った女性シンガーの歌声がとても良くマッチしていた・・・男性シンガーならアート・ガーファンクルが歌う「明日に架ける橋」がマッチしそうだ(イギリスでは記録的な大ヒットだったので)イギリスは、特に美声に癒されるお国柄なのかな・・・少しずれてしまいました・・・。

そんな事を思いながら、2時間以上もある映画を見ましたが、ちっとも長く感じませんでした。大洪水のシーンも迫力があるし、なかなか見応えのある映画でした。