ノーベル賞 物理学賞受賞・・・掛ける「3」!

hitto2008-10-08

昨夜、ニュース速報が流れてきた・・・ノーベル賞 物理学賞受賞?・・・しかも3人も・・・3人で研究していたの?・・・とその時は、あまり気にも留めていなかった(遠い目)・・・それでも凄いね日本人・・・と只々感心していた。


翌日の今日、新聞をよく読むと、なんと3人それぞれの受賞・・・まとめて「1」だったのが、掛ける「3」になって「凄いね〜」と声に出してしまう。
日本の物理学者があまり恵まれていないというのを何かで読んだことがあったので、余程国内の科学者にノーベル賞の光りが当たるとは思っていなかった・・・それがそれが、それぞれの研究で日本人3人が・・・いや3人も受賞したのですね。


南部陽一郎さんは、87歳です・・・お爺ちゃんと一緒だ。
2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さん(82)東大特別栄誉教授に「生きているうちに受賞できて良かったね」と祝福されたそうだ・・・本当にそうだ・・・。
アインシュタインを相手に激論を交わした逸話もあるそうな・・・接点があったことだけでも驚きだというのに、激論?回りの人には理解できないやり取りがあったのだろうか。
小林誠さんは64歳、長い間ノーベル賞候補と言われ続けてきたとか・・・ともに受賞した先輩である益川敏英さんとは「受賞になったら大変だね・・・」と、話していたとか・・・
ともに受賞した益川敏英さんは68歳、30年以上も前の研究(お仕事)に対する評価だったそうで、「人ごとという感じがする」と言っているそうだ。
30年以上前には追いつけなかったということか・・・追いつけないものが殆どという私には、その研究の何たるかも理解出来ないが、日夜研究に汗を流していた方が、こんなに晴れ晴れとした賞を受賞するのは、後に続く人達にも勇気が湧くものなのだろうな・・・と思う。
近頃は物理専攻の学生が定員割れとか言われ、あまり人気がないそうで、就職浪人も増え続けているのだとか・・・まだまだ日本のサポートは弱いようだ。


南部さんは、日本人初のノーベル賞受賞者、故湯川秀樹博士の影響で物理学を選び、小林誠さんと益川敏英さんは、湯川博士の「孫弟子」だったとか・・・その又孫はどんな立派な科学者になるのだろうか・・・。