巨人がついに優勝マジック「2」点灯

hitto2008-10-09

夕飯後の私は、座椅子に深々腰掛け足を前の方に放り出し、視線はテレビ画面へ一直線に向けられ、手元では産まれてくる赤ん坊の靴下でも編むように、無造作に・・・時に形を気にしながら仕事をしている。
昨夜は、巨人阪神戦、上海タイフーン(録画)と、面白くて楽しくて、殆ど肝心の仕事は、はかどらず手は止まるばかり。

ついにこんな土壇場にきて、巨人の優勝マジック「2」が点灯致しました・・・我が家では、大っぴらに喜べないので・・・気持ちの発散場所としてこのブログに書き込めるというのは本当に大した優れものです。
ここへ来る不特定少数のなかの阪神ファンには、巨人が勝ったと読むだけでも気分を害するかもしれない。
だけど、今年のシリーズ、最初から好調な阪神に比べ、巨人は一時期13ゲームも開けられて万年2位を守っていたのですよ・・・ここへきて、同率首位を何度か経験しながら、もう一歩のところまできては、また阪神に抜かれる。

単独首位を夢見ながらも、長いシーズンが終わりに近づいた昨日、しかもゲーム差なし直接対決最終戦ですよ、セ・リーグの天王山・・・巨人ファンが興奮しないわけがない・・・まだ気を抜けない3ゲームがありますが・・・ここまで良くやりました、ありがとうと原監督に言いたいです。
新聞のスポーツ欄も隅から隅まで読んでしまいました・・・輝くトップに咲いた巨人のネームが、オーッ!眩しい・・・

私は如何にも仕事に手を取られ、興味も半々という顔をしていて、喜びは内に秘めていました・・・隣には横たわる夫が・・・ケガをした指のリハビリをしながら観戦、悔しそうにラミレス君の打つホームランを見届けていました・・・もう救いようのないガックリです。
掛布さんのコメントが煩わしいと、むちゃくちゃな事を言って鬱憤を晴らしているようでした。
「1位でも2位でも、どうせクライマックスやんか・・・」なんて私も余計なことを・・・
「もう、何も言うな・・・」と夫。

気持ちを切り替えて、徐に「上海タイフーン」を・・・ドラマはどんどん進む、目が離せない展開に・・・美鈴が父親と対面したところでは、胸が詰まりました・・・小さな息子とその母親らしい中国人の出現は一目瞭然
「やっぱりそういうことか・・・」と単純に納得してしまう浅はかさ。
わざとそう仕向けた父親の気持ちに再び胸が詰まりました。
中国のさびれた道路や家の感じが尚更親子の情感を誘う。

次回はいよいよ美鈴の本領発揮、好きなことを見つけ突き進む。
ピーター・ホーさんともいい感じになりそうだし、次回が待ち遠しいと思うドラマです。