入院生活

hitto2008-12-05

久しぶりの雨、昨日あんなに水をまいたのに・・・バカだった。

今日は、本当ならお爺ちゃんの手術の日でした・・・が・・・心臓カテーテルの結果、血管を一カ所膨らませたことで手術は延期されてしまいました・・・仕方のないことだけれど、それが原因で病気が悪化するのではと、気が気ではないのです。


正真正銘の寝たきりになって、一番辛い思いをしているのは、当のお爺ちゃん。

同室の患者さんは若い人が多いのに、何時行っても閉鎖的な雰囲気。
3日前に整形外科病棟に移されたのです。

取り合えずといって、空きベットへ入院したのは呼吸器科。
ここはお年寄りが多く重病のわりに開放的だった。
カーテンはいつも開けられていて、一緒に談話することもできたのに。


今の病棟は、邪魔をするなとばかりにカーテンが閉められているので、お爺ちゃんと話をすることすらない。
避けられているのかもと思ったら、お爺ちゃんに限らず同室の患者さんとの間でもコミュニケーションをとられていないようでした。

カーテンが真っ昼間から閉められては病室全体が暗い、どう考えても精神衛生上よろしくないな。
こんなカーテンの閉められたベットで一日寝たままというのも問題大だと思っていたら、昨日からリハビリの専門家が訪れて午前中に1度、午後から1度、様子を見ながらリハビリをしてくれるそうで、お爺ちゃんは少なからず御機嫌でした。


手術の日(12月16日)まで、現状維持でいてくれたら・・・望みはあります。
オムツの感覚にも少し慣れたようで、お爺ちゃんの中では悩みが一つ解決したという安堵感であったのかもしれない。
頭はいたって正気なので、お爺ちゃんの自尊心が傷付いたと心配していましたが、ここまで来たら、何も恐くないといったところでしょうか。
手術中に何があっても本望だと覚悟しているようで
「この歳になるまで何度も命の危険があったのだから、今更ジタバタする気もない」と強気の発言。
本音と建て前があるのでしょうか、このまま死んでいいとは思ってもいないこと。
どちらも正直な気持ちなのだと思います。