介護申請

hitto2009-01-23

2日続きの雨もようやく上がり、日が射してきた。
自分の心も雨続きの二日間だった。
今日の天気のような晴れ間がなかなかやって来ない。
モヤモヤした気分のままで時間だけが流れていくよう。


お爺ちゃんが食卓につけなくなって三ヶ月、当たり前だった日常が忘れ去られその日暮らしで毎日が過ぎていく。
むしろこれからは毎日がこうであると覚悟した方がいいのかもしれない。
子供達の予定もバラバラで、自分自身のペースがつかめずにいる。
考えようによっては、私を縛る者がいなくなったのだから、自由気ままに家事をこなせばいいのだ・・・だからといって、なんの開放感もない。


日中行けなければ、夜の面会時間に顔を出す。
先週からお父さんの帰宅の遅い夜は「行けないから」と言って、行かない日を作った。



知らず知らずに疲れが蓄積され、今日は病院に行かなくて良いんだと思うと途端に力が抜けていく自分を知る。
お爺ちゃんの顔を見るのが憂鬱になるが、それでも同じ励ましの言葉を掛けている・・・心を見透かされているように、困ったようにはにかむお爺ちゃんの顔が忘れられない、言葉だけの励ましはもう聞き飽きたに違いない。



輸血は一回されたきりで、いつもの点滴だけに戻っていた。
今日の血液検査の結果が良ければ、その点滴もしなくてすむだろう・・・後はリハビリに専念するだけだ。


リハビリの病院へ移される前に介護の申請をしなければならない。