「まいど1号」打ち上げ成功!

hitto2009-01-24

気分的に落ち込んでいる時は寝るか、動き回るか・・・気持ちを吐き出した後に気分を一新させ音楽を聴くのが良いか。
ふさぎ込んでいた気分の私は、耳に心地よくサイモン&ガーファンクル往年のナンバーを(自前のカセットには大好きな曲が目白押し)それまでのモヤモヤが晴れていく・・・というより、どうでもよくなる。


今日の最低気温にも負けない、身体の隅々まで熱線が走る。これまでを帳消しにして、当たって砕けろ・・・という気分になったところで、掃除機を取り出しメロディーに乗せ埃を吸い上げる。
嘆いていても何も得るものはないし、はじまらない。
現実はどこまでも現実、私に変わってくれる私はいなく、悲観していたわけでもないが、時間だけに押し流されている感じがして、自分の意志がそこにない気がしていた。


部屋が片付くと気持ちまで整理された気になる・・・つくづく単純にできている。


こうやって何度気持ちを整理してきたことか・・・正しくは整理ではなく立て直すか・・・これから起きてくることに向かう覚悟か・・・これも少し違うか・・・覚悟ではなく、挑戦の方が当たっているだろうか。
一日の流れが変わるわけではないけれど、気分的に吹っ切れたことは有り難いことです。


何でもない会話にもトゲトゲしい言葉で返してしまった。
「何を怒っているの?」と聞かれるとますます自暴自棄になっていた。
何も怒るものなんかない・・・ただイライラしていた。

食事の用意をしても、何も頑張ってなんかいなかった。
「なんでそんなに頑張って作るの?」(手を抜いて気楽にやれよ・・・てことだろうが)そんな思いやりの言葉にも、義務を果たしているだけの横暴な態度で反応していた。


頑張ってなんかいない・・・あるもので献立を考え作っているだけで、美味しさに拘るわけでもなく、自信のある出来映えではなかった。
そんなものに感謝されると、自分が惨めになるだけ・・・何十年も主婦をしていれば、小手先だけで手の込んだ料理に見せられるものだ。
気持ちの入らない食事は味気なく、味付けにも納得がいかない。
食事は喉を通るだけで、楽しめるものではなかった。


昨日はテレビのドラマも楽しめず、お父さんに背を向けて寝込んでしまった。
11時を過ぎて起こされたが、頭が重く鈍い頭痛までする。
最悪のコンディションのままお風呂に浸かり反省。
ブログで拾った有り難い記事を繰り返し読んで、自分を戒める・・・世の中は広く狭い、自分が残す足跡は寒空に飛ぶ雀のものより儚い。



昨日の23日、「まいど1号」が宇宙へ・・・「H2A」打ち上げ成功!
まいど1号」は、東大阪市内などの中小企業でつくる東大阪宇宙開発協同組合が開発した人工衛星
種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケットに搭載された。
まいど1号」と、名前が親しみやすい。
大阪のオッチャンがいかにも簡単に作りましたよ・・・て軽い感じがするけれど、物凄い先端技術だ。
桁違いの予算もあっただろうに、文字通り夢が実現した瞬間だった。
宇宙に自分たちが作り上げた人工衛星があるってことが夢のようだが・・・夢じゃない。
この不況を吹き飛ばしてくれそうな快挙です。


まいど1号は約50センチ角の立方体で、重さは約50キロ・グラム。姿勢を安定させるためコマのように回転しながら、1日に地球上空を約15周する。主な役目は、世界中で発生する雷の電磁波を観測し、将来の雷予報システム実用化に向けた基礎データを収集することだ。

 無事軌道に乗れば、約1週間かけて姿勢の修正や太陽電池の発電確認を行う。その後、約1か月がかりで搭載装置を一つずつ試運転し、問題がなければ内蔵のセンサーで雷観測を開始。先端にカメラと磁気センサーを取り付けた「ブーム」という腕2本を展開して撮影なども行う。
ー読売新聞よりー