今朝の新聞

hitto2009-01-08

生協の荷下ろしをしながら、お喋りは専らタクシー強盗の話、いつも配送に来てくれる方が石切の地理に詳しく、犯行当日の生々しい現場検証の場をタクシー強盗事件とは知らずに、何台も止まっているパトカーとブルーシート、それにタクシーまでを目にしながら通っていて、後でその事件を知って背筋がゾクッゾクッときたそうだ。
生涯を通してもなかなか殺人現場など目にすることはないこの穏やかな日本のこんな片隅で、信じられないといった口調で話していた。


窃盗事件などが頻繁に起きる治安の悪さは、やはり経済の動向に大きく左右されることなのだと、新聞にも書かれているように今は恐怖の社会です。


今朝の新聞では定額給付金について触れていて、2兆円があったら派遣社員100万人を雇用できるとか、定員40人の保育園を建てて2万人の待機児童を受け入れ可能にするとか、国中の小中学校をエコ学校に変えられるとか、国際宇宙ステーションに出費すれば日本が宇宙開発のトップになれるとか・・・どれをとってもそれが経済効果に繋がるのか、やはり現実味に欠けるようだし、定額給付金よりも賛否両論があって揉めそうだ・・・・・私は定額給付金に賛成、だってお金欲しいもん。


一時しのぎだろうが、子供を持つ家庭には有り難いものです。
高額所得者には僅かな金額でも消費すればいい。私に仕事を運んでくれる2児の父親である彼は、ギリギリの生活でお正月実家に親族が集まるのさえお断りしたい・・・とぼやいていた。
お年玉に渡す小遣いの出費が痛いと・・・付き合いにもお金がいるのです。



格差のない社会など当分有り得ないことでしょうが、世代によっても格差があるな〜と思うこの頃。
一番の働き手は現役若年層で、派遣など廃止して一刻も早く安定した働く場を増やさなければならない、それには何といっても景気回復・・・なんとかならないものだろうか。



今日の編集手帳はブラックが利いて苦笑い。
誰が首相になっても同じように取りざたされるのだろうが。



全てまとまっているの意味を持つ「十」の字を取り上げて、実り多い果実の「果」の字も「十」を欠けば「呆」に変わる・・・・・首相が年頭に披露した書き初めに「平成廿十一年新春」が話題になって「廿」は一文字で二十を意味しているので、十は余計という。「果」から抜け落ちた「十」の字がこんな所で遊んでいたらしい・・・・・だって。


「廿」を使う人も今じゃそうはいないだろうが、漢字をちゃんと勉強してこなかった首相には親しみを感じる・・・けれど日本を代表するお方ですからね・・・私のような主婦ならまだしも恥にたえられるけれど。