次男、祝成人式

hitto2010-01-11

2010年1月11日と語呂もよく、月曜日、成人の日、鏡開き・・・と、昨日は十日恵比寿と今日は残り福、まったく目出度いことです。


我が家の次男がお陰様で成人の日を迎えることができました。
私が起きる前から風呂に入り、いつもより念入りに身形を整え準備万端。
9時前にはスーツ姿に身を包んだ友人達が誘いにきて、揃って会場へ出掛けて行きました。なんとも手の掛からないこと。
式典が終わってから、中学校の同窓会をするそうで、出席者は100人以上とか。
その場に行って覗いてみたい気もするけれど、そんな野暮はやめておこう。
先のことを案じると、目出度いとばかり言っていられないのですが、資本の身体はご立派。


今日の成人の日を迎える若者は、全て平成生まれ、世の中どんどん前に先へ流れていくようで、昭和は本当に遠くなってしまいます。


昨日考えていた私が残したい歌、「明日に架ける橋」が私のなかではダントツなのですが、邦楽ならば、米米CLUBの「浪漫飛行」がいい。


浪漫飛行Wikipediaで調べてみると、「航空会社のCMソングとしてオファーが来ないか」と狙って作った作品だったとか・・・偶然にも20年前の1990年にJALの沖縄旅行「JAL STORY 夏離宮キャンペーン」のCMイメージソングに実際に起用されたということです。
是非この「浪漫飛行」の歌を新成人に聴いてもらいたい。

1989年から1990年、新成人が生まれた年はバブル経済最盛期、庶民の感覚ではこの頃一戸建てやマンションの価格がホンの数年の間に倍以上の価格に跳ね上がったのを覚えています。
我が家は子供3人目の誕生で、住んでいる家が手狭になってきたこともあって、いつも不動産関係の広告を眺めていましたから、今との違いには驚くばかり。
あの頃の価格なら、今は立派な豪邸が建ったことでしょう。


消費税がスタートしたのもこの年の4月1日だったとは・・つい最近のような感じもしましたが。
税率が3%で始まったものの、このセイで(大きな買い物を)買い急いだ人が多かったとも思います。


海外では11月にベルリンの壁が崩壊し、ドイツの西と東の人が抱き合って喜んでいるニュースを私も喜んで見ていました。
20年経ってそれが、一部のことなのか格差や差別という新たな問題を抱えているそうで、全く残念なことです。


そして、リクルート事件
当時からよく分かっていませんでしたが、今も政治と金という(関係者が)子供じみた言い訳をする嫌な事件が後を絶たないのに、不透明のまま。


それに、衝撃だった中国の天安門事件 (6月3日)、まるで次元の違う国の出来事のような、寒気のするニュースでした。
中国の人はどのように捉えているのだろう。頑なに口を閉じているのは、まだ国の圧力が大きいということだろうか。


芸能界では歌手の美空ひばりさんが、6月24日に亡くなっている。
これもついこの前という感覚。亡くなってから尚も名曲は歌い継がれているからか。


20年前のてんやわんやの生活が今は懐かしいです。