世紀を刻んだ歌

hitto2010-01-10

昨夜はBS2のこうせつ「青春とはなんだ?」司会は南こうせつさんと、こうせつさんとは孫ほど歳の差がある南明奈さん。ここでこの番組自体が白けてしまった。
案の定、番組途中で眠りに誘われウトウト・・・ウトウトした後に、BS20周年ベストセレクション「世紀を刻んだ歌2ボヘミアンラプソディ殺人事件」が流れ、それがとても良かったです。
流石にベストセレクション。
2002年に製作された番組だったとは・・観られて良かった、それより録画しておけば良かった。


クイーンというバンドがこれほどイギリスの人々に愛されているとは番組を観て驚きでした。
タイトルにあるようにイギリスでは、「ボヘミアンラプソディ」が、ジョン・レノンビートルズの名曲を抑えて世紀の1曲に選ばれただなんて、ヘェー、そうだったのか・・・とまったく思いがけないと言うか、意外な感じではあったけれど、番組進行に従がってこの曲の作曲者フレディ・マーキュリーの生い立ちやレコーディングに100?200?トラックでどのように録音されたとか、シェイクスピアのTo Be or Not to Beに通じる解釈などがあったりと、いろんな人が掘り起こしていくうちに妙に感動してしまいました。


愛される理由なんて語るには足りない感情の高まりだから、きっと番組で語られる以上にこの曲はイギリスの人々の気持ちを盛り上げたのだろう。


1975年のイギリスがオイルショックで1週間に3日は停電になるほどで、経済も抜け道が見えないほど低迷していたとは驚くばかり。
あの頃の日本はまだ明るかった。
オイルショックでこれは経済危機だ、それトイレットペーパーがなくなるからと買い占めしたくらいに騒がれたけれど、ガソリンの高騰をものともしない日本経済に、ほとんど私は不安を感じていなかった。
それこそ働く意欲満々で、前途洋洋だった時期ではなかったか。


かつてベイ・シティ・ローラーズが全盛のころは女子学生がチェック柄を好んで身に付けたり人気が半端じゃなかった。
それに少し遅れてクイーンというロックバンドがじわじわと人気を博していて、関心をもたない私でも曲がクイーンというくらいは分かるようになっていました。
本国イギリスよりも日本が先行してファンが多かったのは知っていましたが、これは日本のファンにはとても嬉しいことです。


この番組を観て、さて日本ならばどんな曲が選ばれるのだろうか・・・と、考えてみると、やはり「なごり雪」か「つなみ」・・・個人的には・・・何だろう、明日まで考えておこう。

読売新聞  日曜版
クロスワードの答え・・・・・シュッパツ(出発)
数独の答え・・・・・4+5=9・・・9