懐メロ三昧

hitto2010-10-08

あちらこちらでキンモクセイの香りが漂い、酔いしれている。
キンモクセイの匂いがしてくると祭りだなぁと思うなぁ・・いい季節やわ〜」と次男。
母「そうなんかぁ、キンモクセイと祭りはセットなんやねぇ」
たしかに、祭りは明日、キンモクセイは満開です。
キンモクセイの香りがしなくなったと思ったら、木枯らしの吹く寒い季節の到来ということになる、まるで冬を伝えるシグナルのよう。

先日、スポーツ界の御意見番、大沢監督が亡くなった。
闘病生活をされていたとは全く感じなかった、凄い人だなと思う。
サンデーモーニングの時は、いつも茶目っ気たっぷりに演歌を一節歌って登場していた。
それが聴けなくなるのはとても寂しいです・・「喝!」よりも圧倒的に「あっぱれ!」を多く言ってきた人だと思う。ご冥福をお祈りいたします。


昨夜と一昨日夜は、懐メロ三昧、ここ最近は懐メロブームと言えるくらいどの歌謡番組でも昔の曲が流されている。
懐かしいフイルムを観ていると時間の経過を思い知らされるけれど、その時の若き日の歌声に出会うことは、嬉しくもあり、安らぐものでもあり、忘れていたものを思い出させるものであり、時には新しい発見もあり・・過去と現在の情景を行ったり来たりしている。


一昨日は、安住さん司会の「あなたが聴きたい!歌の4時間スペシャル」
昨日は、「一挙3時間全76曲名曲ベストヒット歌謡」どちらも力が入っていたなぁ。
そんなに長い時間、テレビの前に座って観ているわけにもいかず、ところどころ抜け落ちてはいましたが、見どころはたっぷりでした。
安住紳一郎さん司会の番組は、大物ゲスト加山雄三さんや南こうせつさん、あと誰だっけ?倖田來未さんも来ていた。
自身のヒット曲と推薦する曲を歌ったり、未来へ歌い継ぎたい曲を有名人が選曲しているのが、なんで?と思うような意外な繋がりで面白かったり。
演歌に結び付かないような人がこの曲好きなんだと思うだけで楽しかったりする。


私は、どちらかというと、昔のフイルムがいいなぁ。
活躍していた頃の貴重な映像にはなかなか出合えないし、そっくり自分の人生と重ねることができる。
最も懐かしいなぁと思ったのはトワ・エ・モアの「ある日突然」昭和44年の白黒映像だった。
カラーもあったと思うけれど。


五十嵐浩晃さんの美声も相変わらずで驚かされた「ペガサスの朝」、南こうせつさんが「何日君再来(いつの日君来るや)」を渡辺はま子さんの名曲をしっとりと披露したのも意外でしたが、こうせつの声にピッタリでした。


昨日の「一挙3時間全76曲」の方は、ロザンナさんと佐川満男さんの「愛の奇跡」なんと2人の息もぴったりで、感動していた。
驚いたのが高木麻早さんや梶芽衣子さんの出演、どちらも感情豊かに歌っていて素晴らしかった。