今日は穏やか

hitto2009-02-21

穏やかに晴れている・・・今日は洗濯物も日光を浴びてゆらゆら。


長い間メールを怠っていた私にしびれを切らし、姉から電話が入る。
そういえば妹からのメールの返事も出していない・・・身内の甘えから、相手のことを気にも留めなかったことを反省。
誕生日(私の)が近いこともあって一言添えてくれるのは嬉しい。


お爺ちゃんのことを逸る気持で報告(メール)したままだったので、相手のイライラも分かる。
声を聞いて互いに安堵し、近況を語り合う。
傍で聞く子供が、なんでそんな事まで話すの・・・と呆れ顔・・・だって姉妹だもの。
「姉妹仲良く」が口癖だった亡き母の言葉どおり、これからも仲良くしなきゃ・・・それでなくとも私は遠く故郷(札幌)を離れ、大阪に住んでいるのだから。
そのうち姉妹も祖母と呼ばれるようになり、こちらに構ってもいられなくなる。


便りがないのは元気な証拠・・・と、ばかり言ってはいられないこともあって、昨年親交の深かった友を3人も亡くした姉は、私の身体を気遣う。
年に一度の賀状が滞ったら、やはり連絡を取ってみなくては・・・気になる友が二人、私にもいる。

モントリオール世界映画祭でも最高賞のグランプリを獲得、米アカデミー賞候補にもなった「おくりびと」・・・そして昨夜の日本アカデミー賞を総なめにした「おくりびと
まだ間に合う劇場観賞・・・明日行ってこようかと思っています。
切り離すことのできない「生と死」のテーマを少しの時間考えてみるのもいいかも。



母の納棺師さんは、若い女性でした。
悲しみのあまりその所作を茫然と見ているだけでしたが・・・今思うと半年以上管に繋がれ、入院していた母の頭は真っ白だったのです・・・あの時「髪の毛、染めてよ」と言いたかっただろうな・・・と奇麗に染まった頭の母が、写真の中で笑っている。