クワガタの嘆き

hitto2009-05-04

連休真っ只中の朝から、「エコグラムによる性格診断」と、傍から「脳内メーカーもしてみたら」と言う次男の意見を素直に聞いて「脳内メーカー」もチェック。
家族皆の脳内を除いて大笑い。
私の「エコグラムによる性格診断」は、aaaabの超出来すぎの結果に気を良くしています。(ちなみにお父さんは、babbb・・まあ、当たっている)
占いを信じる方ではないのですが、自分にとってプラスの意見が出て、とても気分を良くしています。
今日一日、楽しい気持が持続するといいのですが。

去年の秋から居間の棚に置いてある虫籠、中にはクワガタ君が1匹。
今夜は来客があるので、今日こそは、外へ逃がしてあげようか・・・と言うと
「ダメ、ダメ・・・せっかく、ここで生きているのだから・・・」と長女が言う。


外の大自然の方が良いに決まっている。
この冬を越せたのは、私がせっせと水分を補給してきたから・・・もう死んじゃったのかも?と思っていたら、春になって姿を現したのです。
それから毎日リンゴをあげたり、きゅうりをあげたり、餌から離れないクワガタ君を見て、みんなで大喜びしたのです。


「生き物の使命は子孫繁栄、このまま1匹じゃ可哀相だよ」
「じゃ、オスを連れて来たらいいじゃない」
「そんなこと、外の世界に放して自分で探した方がいいよ。狭いケースの中じゃ、そんな自由もないし、お姉ちゃんだって外で自由恋愛の方がいいでしょ。それともこの家に元気なオス連れてくる?」と、クワガタ君を長女に重ねてしまった意地の悪い母。


そうそう、貴女も自由に大空へはばたいてほしい・・・という強い母の願望が前面にあるのをしっかり感じさせてしまったのです。
それ以上は言えなくなった長女
「だけど、○○(次男)が連れて来たのだから、○○に断ってからにした方がいいよ」
「○○なんか、ちっとも面倒見ていないのだから、何も言う権利ないよ」
それでも一応、出掛けようとしている次男に
「クワガタ君、外に逃がしてあげるけど、いい?」
「アカン、アカン・・・このままにしておいて・・・」
「今日、お客さんが来るのに、目障りになるもの・・・それじゃ、○○の部屋に置いておくからね、面倒見てね・・・」と私。
簡単に一件落着か。


クワガタにとってこれは、無責任な人間に振り回された挙げ句、一番危険な決着になってしまったに違いない・・・近日中に自由にしてあげたいと、強く思うのでした。