暴風雨

hitto2009-07-25

雨の前触れか、朝から強風・・・梅雨明けは次の雨が上がってからだろうか。
この辺に降る雨はいい・・・田んぼでは、まだかまだかとカエルが雨乞いしているかのように鳴いている。

暴風雨に見舞われた山口県防府市のニュースに、何とも云い知れぬ恐怖と、老人ホームで亡くなった方たちと避難されている方たちが気の毒でならない。
今も行方不明者の確認を急いで作業が進められている様子、非情な濁流に傷めつけられた建物は、目を覆いたくなるくらい残酷な光景を映していました。
いったいどのくらい強い力の土石流が流れ込んだのか・・・我が家も山の中腹、予想を超える激しい雨が降れば、どこの道も恐怖の川と化してしまう。
土石流の被害を防ぐ砂防ダムまで破壊するような力って?想像も及ばないが、ゲリラ豪雨地震も何らかの原因があるのだろうか、地球の温暖化や地殻変動とか、こんなに人類が進歩しても10秒先の予知能力さえ持てない。
人工衛星には映っていたのだろうか・・・気になります。


札幌で再会した友人にも特老に入所のお母さんがいる。
私の世代は子育てに一段落、年老いた親の介護に忙しくしている人が多い。

せめて人生の幕を閉じるときは、苦しまずに安らかに・・・不謹慎ながらそう願っていると。
長い間、在宅介護、徐々に痴呆が進み、食事も胃ろうの注入になってしまったという・・・在宅介護が長かったので、晴々したように言っていたが、言葉の意味は重い。
不謹慎どころか、苦しまず安らかに亡くなられるのは誰でも理想の死に方だと思う。

その母が、もしも入所先で災害に合い、犠牲者になったとしたらと考えたら、どんなにか悔しいだろう。
入所して犠牲になった方も、その家族の方の気持ちを考えるとやり切れない。